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Channel: 工場長の製作日誌
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GM旧国キットから大糸線を作る(その2/完成)

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前回の続きです。



風の無い晴れた朝に屋根を塗装しました。
いつものエアブラシでのグレーの濃淡グラデーションです。
今回各車で塗り方を変えてみました。
・・・個人的には裾の部分とベンチレータ周りを濃いめに塗るのが好みです。
(似てるかは別として)
写真を見るとやや茶色っぽく汚れているので、ブドウ色2号につや消しクリアを混ぜたものを全体に吹いています。



ちなみに、表面が荒れていたクモハ51ですが、やはり?ブルーがマスキングに持っていかれてしまい、ボコボコに。まぁ実物も晩年は…ととりあえずそのまま上塗りして誤魔化しました。
・・・精密工作ではトホホな状態ですが、とりあえず進めますw



続いて各部の色差し
Hゴムはライトグレーで。明るい色に塗ると目立たないのですが、ライトブルーにはよく映えます。
前面は断面部を黒く塗って厚みを目立たないようにしました。
なかなかいい雰囲気になったと思います。





客ドアのゴムも色差し
クモハ51のみ断面そのままブルーにしてみましたが、グレーが目立たないので、やはり黒かグレーで塗ってしまうのが正解に思います。
※車体色によって選択するのは大いにありかと。
・・・こうしてみると、キットによって表現や厚みがかなり異なりますね。



屋根はこんな感じ。
配管もなんとか塗ってみました。



クモユニ81は特徴である日除けを表現したく一工夫
窓セルをぴったりにカットして嵌め込み窓化、裏からグレーのプラ板を貼ってみました。
実際はもっと白く、窓にピッタリ付いているような感じですが、まぁキレイな仕上がり重視で・・・

・・・このサンバイザーは期間限定だったようですが、安曇野の平野を南北に走る大糸線(松本ゆき)はとても眩しかったんだろうナア

最後にいつものウェザリングカラーで軽く汚し、つや消しを屋根に吹いて完成。





ということで、久しぶりのGM20m旧国、大糸線の5連が完成しました。
既にこの手の車両もマイクロや鉄コレで発売されていたりもしますが、自分で作った模型はやはりいいものです。何物にも代えられません。

ちなみに個人的に思うGM板キットのコツは、
屋根板と側板に隙間を生じさせないこと
です。
他にもいろいろありますがまずはコレw
組立て時、接着後床板を嵌めて、輪ゴムでグルグル巻きにして放置すると割合いうまくいきます。

・・・しかし5両編成なんて久しぶりに作ったナァ(笑

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