機は熟したり
と、言うよりは勢いで作ってみました。
Nゲージでは初めてのジオラマ、というか先作は10センチ四方に情景というべきものは岩くらい、という代物なのでほぼ初のジオラマです。
後述の廃車体を含めて10日程で作製しました。
お題は「気動車庫」
車庫はジオラマの題材としては定番
ジオコレの車庫も手持ちにある事だし・・・と選定しました。
配置原案
ベースは300円のダイソーケース
400円の物の方が長くて色々盛り込めそうですが、間延びしてしまいそうで止めました。
線路と車庫を思い切ってカット。
ケースに納めます。
・・・ちょっと写真の構図決めるのに似てる?
手前のスペースに空きがあるので廃車体を配置
IORI工房のニ4044
明治時代の荷物車です。
機関区の裏には廃トラックを置こうかなと思ったのですが、ギチギチになってしまうのでこちらもカット。
ニ4044は倉庫にすべく扉を開けた状態に加工し、床板と角棒の基礎をプラ材で作成しました。
レールを艦底色で着色してから建物の基礎を固定していきます。
ジオコレの基礎もプラモ用セメントでベースに良く付きます。
この地面の主役のひとつ、計量器
GMキハ04のキットに含まれるもので、これで地面を・・・などと大昔から思っていたものです。
脚が左右でつながっているので真ん中を削って整形しています。
いよいよ地面を作製
先作同様に真砂土に焼石膏を混ぜたものを散布し、霧吹きで水を吹いて固定。
霧吹きは100円ショップの醤油用とか化粧品用が便利です。
固まったらMrカラーのウェザリングマスター各色とタミヤの墨入れ塗料をエアブラシで吹いて着色。
・・・この使い方は結構便利。
後は植栽作業
KATOのターフ等を植えていきます。
直に捲いてスポイトでボンド水を置いて固めようとすると、ボンド水が染み込まずに上手く行きません・・・
地面を霧吹きで湿らせてからやると上手く行きました。
建物が紙なんかの場合は要注意です。
・・・廃車体に若干ヒビが入ってしまった。
そんな具合で完成!
もっと手を入れたい箇所はいくつもあるのですが、とりあえず最初の作品という事でこんなもんでしょう(汗
車庫の切断面は黒マジックでw
廃トラックを置く予定だった場所には木と廃材を配置しました。
戦争の忘れ形見の代燃装置が蔦に埋もれています。
ジオラマ真正面に鎮座する廃車体
ジオコレの車庫はディテールが相当甘く、横に据えるとおかしい感じになるので、この場所にしています。
扉付近にドラム缶(GM詰所より)を1つ配置しました。
20m車を置くには手狭ですが、私の大好きなキハ04くらいのサイズまでならお立ち台にちょうどいい地面になりました。
・・・いいのがあれば人形など置いてみたいですね。