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Channel: 工場長の製作日誌
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上田丸子の木造電車を作る その4(完成)

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梅雨が明けた途端に大雨になったり。
空梅雨よりは良いですが、それでも川から溢れる様ではいけません。
・・・明けたと見られたダケかも・・・まぁここではどうでも良い事。

さて、長工期化していた上田丸子のモハ3331、いよいよ完成です。





パンタグラフを載せる碍子はあんまり見ない横碍子のタイプ。
プラ棒を凹型に削って表現しました。
凹んだ部分にパンタを嵌めこみます。



今回は配管にもチャレンジ!
真鍮線は炙ると簡単に曲がるようになるよ、というのを教えてもらったので試してみました。
・・・屋根や雨樋への追従性がかなり向上wなぜ今までやらなかったのか・・・
ということで案外アッサリできました。
固定は手持ちのタヴァサの割ピン(N用ですが)を使っています。

実車の写真を見ると、解放テコが結構目立つ存在・・・
前面にあって大きな個性を発揮していますので、なんとか再現してみました。



プラのチャンネル材から削り出しで受けを作製



こんな感じで上作用式の解放テコを取付。
・・・実車も車体からではなく、露出した端梁から部材を立ち上げているようです。



こうして外装は全部OK
ヘッドライト・テールライトはエコーの部品です。



内装は色々考えたんですが、ウエイトが結構大きく車内に見えてしまうので表現は断念。
運転室仕切りと手ブレーキのみとしました。
写真を見ると、少なくとも晩年は完全な仕切りのある「運転室」だったようです。
・・・12m級のこの窓割りにしてはかなり広い運転室に思えますw
実物が何色だったか分からないのですが、グレーに塗っています。


そして塗装







台枠以下とパンタはいさみやプライマー黒、車体はGMの18番と21番、屋根は調合したグレー。
・・・混色はあんまりしませんw
上田の電車をみると、屋上機器が青っぽいネズだったり錆止め色だったり賑やかですが、この電車の頃がそうだったのか確証が無いので屋根は単色です。






インレタはキッチンの社紋とアルモデルのナンバー
・・・どっちもN用なんですが・・・汗
でもこの位のサイズのように見えます。

ウェザリングカラーを軽く吹いて艶消し仕上げにして完成!
久しぶりの力作?になりました。

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