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Channel: 工場長の製作日誌
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カワイのキハ30

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幼少のころ父親に「八王子にもの凄いボロいのが走ってる路線がある」と言われ連れて行ってもらったのが八高線でした。
聞き慣れないディーゼルの音、ボタンを押して開ける外吊式のドアなど、確かに異様な感じを覚えています。
時々混じっているキハ38も、新規性を狙ったものなハズですが、編成の1両だけでは却ってボロさを際立てている様でした。

写真はその頃のものですが、架線柱が電化直前を物語ります・・・



という事で国鉄DCの中でも思い入れのあるキハ30、以前仕入れていた中古品を仕上げてみました。
カワイモデルのキハ30です。
個人的には、プレスの前面が良く特徴を掴んでおり好感が持てる製品です。
ただ、実際に手に取って見ると側板が薄さのためヘロヘロ感があり、若干不安になります。
・・・まぁその辺が古い製品なんでしょうね。

中古市場でも安いとはいえ完成まで持っていくとプラ完成品よりやや安く仕上がるかなという程度なので、あまりお勧めはできません。



動力はインサイドギヤも良いかなと思ったのですが、運よく入手できたので新パワトラを試してみました。
・・・旧製品に比べて非常にスローの調子が良く気に入りました。
是非安定供給を!w

この手の製品にフルディテールは違うかなと思い、ペーパーのクモニ83とは打って変わってお手軽に仕上げます。



屋根はちょっとこだわってグレーの濃淡でグラデーションに。
エアブラシでそれらしく(汗





ボディーは缶スプレーで仕上げてみました。
単色なので十分見られるレベルになります。
缶をお湯で少し温めるのがコツです。(自己責任でお願いします。



最近Hゴムの表現にはPebeoの4アーティストマーカーというのを使っています。
所謂油性マジックですが、とにかく発色が良いですね。黒と灰色があるのが良いです。
銀色は簡単にメッキ調になるのでおススメです。



前作とは反対に超お気軽工作のキハ30です。
豚鼻ヘッドライトやホロは部品を入手次第取り付けたいと思います。




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