名古屋市電にこういうカタチの電車があったというのはキットを見るまで知りませんでした・・・汗
でも作って行くにつれ不思議と愛着が湧くものです。
キットはマスターピースさんのもの。
車体はロストの前面を含めてわずかに7つの部品からなっています。
動力とパンタも同社製の物が指定になっています。
・・・が、手持ち品を使いたかったので鉄コレの物を使用しました。
動力は押さえの部品を少し削るだけでそのまま使用できます。
ロストパーツの合いは悪くないですが、私が苦手なせいか隙間が開くので瞬着で段差を埋めています。
・・・結局屋根の段差は目立ってしまいました・・・汗
例によっていきなり塗装。
このメーカーのキットは彫が深いのでHゴムの色挿しなども簡単です。
ただし、モールドが細いので正直塗らなくてもそれらしく見えると思います。
路面電子屋の特徴と云えば、車体にあれこれ書かれた標記類。
しかしコレのインレタが以外と無いんだな・・・
汎用品を探したのですが使えそうなものが無く、無いよりマシとGMの荒川線のステッカーを使いました。
ノリもそれほど目立たず、光にかざすと反射してバレますが思ったより良い感じです。
他にLJ社の名鉄インレタ、鉄コレ名古屋市電のステッカーを使用しています。
ヘッドライトレンズもLJ社の京急700キットの余りが丁度の大きさだったのではめ込みました。
名古屋市電800形は1956年登場。
新機構の「乗越カルダン」を使用した軽量・高速の経済車でした。
台車を隠すリブ付のボディーが如何にも初期の軽量車という雰囲気です。
登場時は相当な期待を背負っていたと思われる800形、こういう車両にありがちなトラブルや故障が頻発したようで、10年ほどで全車廃車となり「漁礁」として海没処分になったそうです・・・