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Channel: 工場長の製作日誌
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王滝林鉄フェス

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普段ノートPCでブログの更新を行っているのですが、最近いちいち仕舞う環境になってしまい、
そうなるとわざわざPCを引っ張り出してきて更新…となりなかなか更新できていませんが生きてます(言い訳w)

さて、久しぶりに開催された王滝村松原スポーツ公園の林鉄まつりに行ってきました。
実に6年ぶりの開催だそうです・・・

行ってみると大盛況で、運行区間が短いわりにカメラマン多数wで撮影は諦めて雰囲気を味わって帰途に着きましたw





久しぶりの運材列車
やはり1/1はいいものですね。



モーターカーも展示されていました。



こちらは7t機。会場では3DP製のキットが販売されていたので試しに買ってみました。
いずれ製作記も上げたいと思います。



普段は線路だけの風景も、この日限りの賑わい。
出来れば以前のように山際の線路も走行させていただきたいものです。

小林信夫氏の駅を作る

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本ブログを読まれる方はみなさんご存じかと思いますが
訃報はかなりショックでした。

自分は80年代生まれかつ平成生まれであり、小林氏がTMSに登場した頃はまだ幼児
だったのですが、消防厨房時代には最寄りの図書館にTMSが80年代から揃っており(今にして思えばかなり凄い)、厨房にかけて熟読したものです。
その中でも氏の記事は素材の身近さから「自分でもできそう」と思わせるところがあり、また添えられたイラストの世界へ引き込まれるように熱中しました。
・・・それがGMの箱絵時代からの彼の仕事の魅力なんだと思います。

最近では記事を参考にお菓子の空き箱から16番車両を作り始めました。



工法は真似できない部分も多く記事通りではありませんが、イラストや説明は非常に参考になります。
・・・外板と内板を張り合わせてから内板の窓等をカット、というのは私にはどうにも無理です・・・


最後の記事のイラストを見てそのまま製作に取り掛かりました。
終着駅なのか、あるいは長い旅の始発駅なのか・・・



やはり今回もかなりの部分が自己流
エコーの建具を使用することとし、これに合わせて寸法を決めました。
記事の駅舎はもっと大きいようですが、私が作れそうなジオラマに置くにはこのくらいが限度でしょう。



本体は1mmの黄ボール紙に経木を貼り付け。
柱には2mmの角棒を使用します。壁厚調整のため、裏に厚紙を当てました。
経木や柱はあらかじめ塗っておきます。
色は記事に倣っています。



室内も適当に表現。
ところで駅務室の改札すぐ横の部分は普通は窓になっている気がするのですが、小林氏の駅は扉になっている事が多いようです。あんまり見たことが無いような、どちらでもいいような・・・

琴電滝宮駅で気が付いたのですが、小さな駅の場合待合室と駅務室は直接行き来できない場合もあるんですね。



イラストの通り時計塔も設置。
屋根に穴をあけて嵌め込む形にしましたが、ちょっとパズルみたいでこの工作は楽しいものでした。
・・・塔を付けたくなる気持ちがわかる気がします。



トイレも製作
こちらも98年7月号に掲載の記事の図面を利用しました。

屋根もボール紙の波板を使用
トタン波板にしてはデカいけどスレートなんですきっと
海外ではよくあるし、そもそも日本なのかよく分からないしw



塔の屋根には梅桜堂の風見鶏を設置してみました。
紙なので強度的に不安はありますが、一気に楽しい雰囲気になります。
・・・まぁ金属でも引っ掛ければ壊れるかと思いますが



ラッチには犬走工房の製品を設置。
屋根をエナメル塗料で塗装したら完成。

いつかイラストの様な駅のジオラマを作りたいものです。
工作の楽しさを教えてくれた小林信夫さんありがとう。

使用材料
・エコー 窓枠
・梅桜堂 風見鶏
・犬走工房 ラッチ
・黄ボール紙t1、波板
・ティッシュ空箱
・角棒(1mm,2mm)
・経木
・100均の水性ペイント(内装)
・ウェザリングカラー(緑・茶・灰)
・タミヤエナメル(青・汚し用)

津川洋行の南部縦貫レールバスの動力化

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何をいまさらという感じですがやってみました。



実物が休止になる97年頃に発売、思えばかなり昔の製品になったのかもしれません。
・・・トミックス製品も2002年発売ともう20年以上前なんですね・・・

自分が本格的に模型店に通うようになったのはだいぶ後なのですが、在庫品なのか再販品なのか店頭に並んでいた記憶があります。
・・・そのクオリティーと価格で手は出ませんでしたがw

しかし改めて見ると全体のプロポーションは似てる(やや屋根が薄いか?)し、表記もキチンと入っているし、キハ101と102のナンバーそれぞれ発売している点など結構見どころもありますね。
手作り感というか味わい深い結構印象に残っている製品です。

模型仲間(大先輩ですが)から譲っていただいて何年かジャンク箱に仕舞っていたのですが、思い立って動力化してみました。

動力化の方法はKATOチビ客車動力を使用するのが定番ですが、製品の味を最大限活かすようにわざわざ製品の床板を利用しています。
・・・チビ客車だとおなかのウエイト(現行品はプラですが)が目立って下回りがマッシブな感じになってしまいますしね・・・





使用したのはKATOの小型ボギー動力
モーターと車輪、ウォームギヤを使います。台車上に付いているウォームギヤは軸が抜けるのと、モーターの軸と同じ径なのがポイントです。
床板に穴をあけてウォームとギヤ付き車輪が噛合うようにモーターを固定すれば駆動部はOK

集電は今更普通に作ってもなということで、ボタン電池で動くようにしました。
・・・実は集電装置を作るのが大変というのは結構ありますw
LR44を横から差し込めるような電池ボックスをプラ角材で製作し、接点部分は銅箔テープです。
銅箔テープは自在な形にカットしてそのまま貼付けでき、ハンダもできるので大変重宝します。
横にはON/OFFスイッチも取り付け。小さい汎用品です。
・・・取り付け位置を考えなかったのでスノープラウが邪魔で操作するのにピンセットが必要になってしまいました。



製品は窓ガラスパーツで床板の高さを調整する構造になっています。
これが精度がイマイチすぎてちゃんと嵌らず、腰高になったりしているのですがソレはソレw
モーターを入れると上が干渉してこのパーツは使えない(というか元々上手く嵌らないのですがw)ので、床板は車体に固定の角棒と床板にツメを作って対応しました。





フロントガラスは歪みが酷かったり傷があったりするのですが、一応モールドがあるのでこれも味わいのうちwとしてパーツを切出して上から嵌め込み。まぁこれはこれで良し(汗

車体はディテール!?というレベルなので最低限の色差しと屋上のスミ入れのみ。

ということで製品の味わいを残したままの動力化、完成です。

2軸なので通常なら集電性能に不安がありますが、電池内蔵でレイアウトをゆっくりと快走します。
ぼけ~っとひたすらに眺めていたくなります・・・

古い津川洋行の動力化

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気づけば11月もなかば
もう冬がすぐそこです・・・

先回のレールバスに気を良くし、残る手持ちの津川製品2両にも動力を組み込みました。

まずはキハ07
これも当時は唯一(シバサキのキットはありましたが当時の自分は知らなかったし入手不能)の製品で一種憧れの製品でした。
動力化するにはGM動力やKATOのキハ20を使えばそれほど難しくは無いと思いますが、当時は菱枠台車が無かったので工夫が必要でした。
・・・GM旧型気動車動力を延長すれば良いのですが、これも入手困難だったと記憶しています。

今回使用したのが今は亡き三星商店の「自由自在動力ユニット」というもの



今年に入って中古店で見かけて珍しかったので購入したモノ。
説明書を読むとキハ07を動力化するのに使えると明記されており、津川キハ07と同年代くらいに発売されたものと思われます。
ワールドのテンダー動力を片台車駆動にしてそのまま延長した構造になっており、台車の首は振らずに車軸の遊びでカーブを曲がる仕様。なので急カーブは通過不能のようです。







さすがに2軸集電では悲しいので従台車からも集電出来るように加工しました。





床下機器は鉄コレやGMキハ04から適当にそれらしく並べています。

車体はとりあえずそのまま。
・・・加工しだすとキリがないし、そもそも精密なものを求めればマイクロの方が良いでしょうw


続いてはボンネットバス
こちらも津川の旧製品では有名かと思います。
色々ビミョーな所はありますが、Nサイズのボンネットバスとして珍重されていたものです。

これは大昔のNゲージマニュアル(多分)にあったリアル化の記事を真似てフロントガラス周りや通風器を加工しはじめたものの、そのままジャンク箱で十数年の眠りについていたものですw

最近の津川のTMC100用動力がL型の形状をしているのに目を付け、これを利用してお手軽に「レールバス」にしてみました。



動力周りにボンネットバスに合わせて床板を作った状態
モーター特性上スローは効きませんが、昔の完全自作動力よりはかなり快調なのでOKとします。



実のところWBが2mmくらい短いのですが、まぁこれもOK(汗



タイヤハウスはプラ板で塞ぎ、ヤスリ掛けに邪魔だった屋上のモールドは一部取り去ってしまいました。





フリーランスに面倒なバスの塗り分けはちょっと…というのと、少し異国風にしてみたかったので単色塗りに
きつめに汚しをしてボロい雰囲気にしています。



ということで手持ちの津川製品の動力化が完了。
たまには気軽に手持ちの製品を弄るのも良いですね。

というか、情景を作るようになって車両に求めるものがだいぶ変わってきた気がしています。
なんというかまぁ上手く言語化できないので今回はこの辺で・・・w

ルーマニア アラドの路面電車 郊外電車 その1

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明けましておめでとうございます。
年末年始は初のヨーロッパ、ルーマニアを訪問しましたので、いくつかに分けて記事を上げたいと思います。



まずはArad(アラド)市のトラム
アラドはルーマニアの西の端の20万人ほどの地方都市
最近急速に近代化しているルーマニアのトラムの中で古いのがまだ多く活躍しているとして、奇特な日本人が注目しだしている所。
現地ではサブロク軌間だと思っていたのですが、1000mmゲージだそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%89%E5%B8%82%E9%9B%BB

ここの特徴は車両の他に、郊外区間を持っていること
アラドから東へ15km弱?のGhioroc(ギオロク)への区間がそれです。
古い路線で、東欧初のインターアーバンだそう。

自分が訪問を決めたのはギオロクの風景を一目見たいため
終点が町の中心でデルタ線になっているのです。
興味がある方はGoogleストリートビューで覗いてみてください。

https://www.urbanrail.net/eu/ro/arad/arad.htm

路線図は上リンクにある感じ。
訪問者の多くはGara CFR(CFR(ルーマニア鉄道)駅)から乗車すると思われる。



Gara CFRの時刻表
系統ごとに2つ表があり、上段が平日、下段が休日。
御覧の通り休日は本数が半分くらいになってしまうのでトラム鉄するなら平日がおすすめである。
ちなみに自分は休日に訪問・・・
ギオロク行きは11系統で本数が少ないので乗りたい場合は要確認である。

切符は電停に自販機があるが、無い電停や壊れている箇所があったので車内で買うのが確実。



こんな端末がありカードで決済できる。
・・・買いたい金額(区間)を選択して決済するシステム
アラド~ギオロクが11か12LEU、アラド市内は4LEUだったとおもう。
他にも選択できるが料金制度はよく分からない・・・w
ちなみにほとんどの乗客が金を払っているように見えないが、アラド市民の多くが無賃で乗れる対象らしい。


さて、訪問日は2024.1.2
宿の最寄りのMaxmilianから乗車



朝は霧に包まれていた・・・
四角いデュワグカーは赤くて名鉄みたい。郊外電車も美濃町線のような雰囲気があります。
冬のルーマニアは8時くらいでやっと明るくなります。



やってきたのは古い丸っこいデュワグカー
ギオロク行きは3連接車が使用されるらしい。
窓の落書きが目立つがいよいよ平原をブッ飛ばすトラム旅・・・と思いきや
Renasteriiに止まるとオジサンに何か言われ、運転手も何やらハンドルを握るジェスチャー・・・
なんとココからバス代行の模様。2つしか乗ってないのにww

車内から覗くにこの付近で線路脇に土が積まれていたりしたので、閑散期に工事の為運休という感じだと思います。
・・・廃止ではないことを祈るw
バスは線路脇の道(というか線路が道路脇をずっと走っている)をひたすら東へ



あっという間にギオロクに到着
土が積んである以外、特に工事をしている様子は無かった(線路が外されたりしている事もなかったが)。バスの方が速いと思われるし、自分が乗った便は乗客もバスで十分捌ける人数だった。

(つづく)

ルーマニア アラドの路面電車 郊外電車 その2

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今回はGhioroc(宿の主人はギョーロックみたいな発音をしていた)の紹介



googlemapを少し加工
赤線が線路で、西から来た列車はいったん南側に入り、バックで駅へ入る構造になっている。
デルタ線の部分は町の中心部で、役場や教会(たぶん)、売店などが集まっている。
特に塔のある古びた協会の建物が3つもあるのがポイント。





凄くヨーロッパっぽくていい雰囲気だ。
模型にしたら面白そうなのだが、デルタ線って作るのも運転も大変そうなんだよね・・・w



デルタ線の真ん中には八角形の建物があり、たぶん鉄道施設だと思われるが壁に昔の写真が飾ってある。
俯瞰するとこんな感じらしい。
写っているのは昔の高床式の電車で、一部は後述の博物館に収蔵されているらしい。
90年前の写真だが街の雰囲気はほぼそのままのようだ。

ところで、郊外電車の開業は1906年、アラド市内の路面電車の開業は1946年。
路面電車はウクライナのオデーサから奪って(!)きた資機材で敷設したため1000mmになっているようだが、そうすると1906年に開業した郊外電車の軌間は元々1000mmだったのかどうなのか?よく分からない。







ここをトラムが走る写真が欲しいところだが、走っていたとしても本数が少ないので中々難しいかもしれない。



駅の奥(一番北側)に黄色いデュワグカーが留置されていた。
途中でオッサンが乗用車でやってきて乗り込んでパンタを上げ何かをして去っていったので、廃車されて放置されている訳ではないようだ。
駅にはgoogleストリートビューによると少し前までとても小さな愛らしい駅舎があったようだが、今は券売機があるのみ。
※券売機は使用停止だった。
横に天幕のマーケット?があり、訪問時はお婆さんが1人、ハチミツなどを売っていた。



アラドに繋がる西へ向かう部分は道路脇の専用軌道になっている。



線路状態はこんな感じで日本では到底なさそうな程度
乗り心地はどんな感じなのか、廃線寸前なのではなどと想像してしまう・・・
ルーマニア版「消えゆくローカル線」という感じ。



ルーマニアの町は新しい建物は少ないが、ゴミなど少なく綺麗で好ましい雰囲気でした。

西へ10分くらい歩くとCFR(ルーマニア鉄道)の線路を横断する陸橋があり、線路もこの橋を渡る。
この横に昔の車庫?があり、これが鉄道博物館になっている。



そこに置かれているティミス2
1980年代にルーマニア、ティミショアラで開発されたトラムだが、品質に問題があったらしく今では全都市で引退済。
ちょっと貴重らしい。
横の庫内には開業時の電車などが保管されているらしいが、訪問時は開いていなかった。



奥には未整備の高床式の車両群が放置されていた。
これらはなんと92年まで現役で使われていたらしい



手前には最近まで使われていたと思われるタトラ
アラドのはT4型というらしく、タトラの中でも珍しい模様。
顔が凹んでいるので事故って使用停止になったのだろうか、しかも脱線状態だった。

博物館はgoogleによると電話して管理人の都合がつけば入れてくれるらしい。
ルーマニア語が分かる方はぜひ挑戦してほしい。



橋を渡るとギオロク湖がある。
保養地になっていて夏はにぎわうらしい。



訪問時は釣り人?が2人いただけだったが、こんな感じに混雑するようだ。

ちなみにCFRにもギオロク駅があり、アラド~ギオロクで20分6レイで行ける。
郊外電車だと1時間超11レイなので全く勝ち目がない。そういう点でもこの路線が存続できるか心配ではある。
※ただしCFR駅は町中心まで歩いて15分くらいかかるし、前記事のとおりアラド市民は郊外電車は大体無料で乗れる模様。

(つづく)

ルーマニア アラドの路面電車 郊外電車 その3

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最後に車両編
(テキトーに撮影したのであまり見る価値ナシw)

見かけたのはデュワグ(新・旧)、エスリンゲン、タトラと、新型のインペリオである。
インペリオは緑の3連接車と赤の2連接車があり、休日で本数が少ないせいもあってか半分くらいがインペリオだった。
今後も増備されると思うので、旧型は今がチャンス?である





丸っこい方のデュワグカー
これに限らず落書きが激しいのはまぁ仕方ない。





こちらは2連接車✕2になっている。



角目に改造されている個体もある。
ここはシティーホールの前で撮影にはお勧め。
あとは教会の前の区間はほとんどの系統が集まってくるので効率よく撮影できると思われる。



新しめのデュワグカー
といっても70年代の車両である。非常に名鉄っぽい。



エスリンゲン
市街地を走る系統では思ったよりエスリンゲンが多く走っていた。



アラド駅前のタトラ。ボギー車はタトラだけかもしれない。



Uzina Electrica~Maxmilian間の陸橋上から、CFRの線路の横にトラムの留置線が見える。
今は使用されていないようでパンタの無いデュワグが1つ寂しく置かれているのみだった。



奥に車庫もあるが長い間使われていない模様。
・・・現地では気付かなかったが、車庫脇に有蓋車が2両ありますね。





個人的にここに置かれている有蓋貨車がイチオシ。
恐らく郊外電車のものと思われるが、何年放置されているのか?
トラムの車庫に鉄道線の貨車というのも曰くありげで素敵
横の立木など雰囲気十分でした。


次はCFR(ルーマニア鉄道)についての日記にしたいと思います。

ルーマニア鉄道(CFR)に乗る 乗りかた

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ルーマニアってそもそも何処?という方が多いような気がしますが、CFRは最高なので勝手に宣伝します。
ほとんどが客レだし、機関車もカッコいい(個人的感想)のでみんな乗った方が良い。
CFR(チェフレ)はルーマニア国鉄みたいなものだが98年に分割され会社化されたもの。
CFR Calatoriが旅客部門の会社だ。

列車に乗るにはヨーロッパの鉄道にありがちだが駅に改札はなく、車内で車掌さんが検札する方式。
乗った列車で地元のおばあちゃんが車掌さんと現金のやり取りをしていたので、車内で買えるのかもしれないが、予め買っておいた方が無難と思われる。というかルーマニア語堪能でない場合はEチケが無難。
もちろん駅の窓口でも購入できるが、並ぶし田舎の駅では英語が通じるか分からない。
※ルーマニア語は挨拶しか分からないが、旅行中は英語で特に問題なかった。



切符はCFRのHPで購入できる。
https://www.cfrcalatori.ro/en/
※internationalとdomestic(国内)でページが異なるので要注意
・・・ハードは古臭いがソフトは中々進んでいるw
会員登録するとクレカでEチケットを購入できる。
発駅と着駅、日付を入力すると列車一覧が出るので、選択して購入する。
・・・日本の時刻表の様なものはちょっと探したが見付からないのでその辺はやや不便カモ
列車の種別はR(regio:普通)、IR(inter regio:快速?)、IC(inter city:特急)などいくつかあるが、そんなに本数が無いので旅行者にとっては選択の余地はあまり無い。R以上は料金が高いが、全体に日本の鉄道に比べると非常に安い。

国内の列車はCFRのアプリで購入できる。(国際列車はHPで買えとリンクがある)
使い方はHPとほぼ同じだが、買った列車の発車前、到着前に通知が来るのでおススメである。
車内放送が無いので特に到着10分前などの通知は有能。
アプリで列車のdetailを見ると、各駅の到着・発車時刻が分かり、何分遅れで到着したかなどがほぼリアルタイムで見れるので鉄オタとしては非常に面白い。



・・・始発駅で15分遅れたり、5分早く着いたかと思えば5分遅れて発車したりもした。
そうは言っても私の乗った列車に関しては到着が10分以上遅れることはなかったので、結構正確に動いていると言えると思う。

EチケットにはQRコードが付いていて、車掌さんが端末で読み取っていた。
(ヨーロッパ共通の方式かもしれない)
ちなみにEチケットには一緒に身分証も持てと書かれているが、実際にパスポートを見せろと言われたのは1回だけだった。
・・・国内のローカル列車で提示する意味はよく分からない。



次回以降、旅行の記録。

ルーマニア鉄道(CFR)に乗る その1

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いよいよ旅行記です。
といっても、備忘録みたいなものなので参考になるかどうかはともかく・・・
ルーマニア鉄道の空気感だけでも伝われば

自分は年末年始に
ブダペスト~「~アラド~ティミショアラ~テイウス~クルージュナポカ~」~ブダペスト(~ウィーン~ミュンヘン)
と鉄道で移動したので、その順に羅列していきたいと思います。
「」の間の区間がルーマニア、ブダペストはハンガリーです。
ドコだかよく分からないと思うので、興味がある方はgoogle mapを参照してください(他力本願)
訪問したのはルーマニアの西の方、トランシルバニア地方というだいぶ田舎の地域になります。





さて、ここは12月31日のブダペスト東駅(ハンガリー)
首都にふさわしい歴史ある立派な屋根付きの駅である。
如何にもヨーロッパっぽく荘厳でテンションが上がる。
やたらと低いホームも憧れていたのでポイントが高い。



両脇にはキオスクがありサンドイッチや飲み物を購入可能



これはハンガリー国鉄の431型機関車牽引の近郊列車
だいぶ古い見た目だがかなり多数派と思われる。
塗装もあいまってED61あたりに似ていて気に入った。
サイズも出力もED61より少し大きいくらい。

国際列車もひっきりなしにやってくる



色遣いが綺麗なウクライナの寝台車が2両繋がっていた。
ウから来たのか帰るのか分からないが、車内は多くの乗客がいるように見えた。
ちなみに隣の車両はハンガリー国鉄の客車。
欧州の国際列車は途中で増解結を繰り返すのでいろんな国の車両がぶら下がっており面白い。


頭端式ホームなので到着した列車を撤収するスイッチャーが活躍している。



中々渋い。
これは1両だけ切り離された近郊型客車を撤収しているところ。



なぜか推進運転で入ってくる列車とそのまま突っ込んでくる列車の2パターンある。
・・・始発列車は推進で入ってくるのかもしれない。

自分の乗る列車は1番線から出発
大屋根の外の左の一番外れのホームからとなる



客車はハンガリー国鉄の車両だった。
・・・列車によってはルーマニアの車両が使われている。
車内はまぁ普通だがシートピッチは日本の物に比べると非常に広い。

ということでブダペストを発車(9:10)
アラド14時28分を目指して東へ走ってゆく
大晦日だからかかなり空いていた。





機関車は基本的に国境で付け替えを行うと思っていたが、時々外国の機関車を見掛けることがあった。
黄色と黒のスコダE47(チェコ)は中々カッコいい。

途中のBekescsaba(ベーケースチャバ)で国内止まりの車両を切り離し、国境の駅Lokoshaza(レーケスハザ?)で出国審査を行う。
出国審査は列車に国境警察が乗ってきてパスポートの確認をするが、一言も聞かれないのでチョッとびっくり
床に凸面鏡を当てて調べる係員もいたが、超形式的である。
・・・4月からルーマニアもシェンゲン圏となり、ここのパスポートチェックは無くなるので、まぁそういう事なんだと思う
機関車を付け替えたり、かなり停車ののちに発車

10分くらいゴロゴロと走ってルーマニアのCurtici(クルティチ)に到着。
ここで入国審査。やはり何も聞かれなかった。
・・・同じ車両に出国審査後に乗ってきた男がいて、別の警官が来て問答していたが降ろされたりはしていなかったが何だったんだろうか・・・

Curticiの次はArad。ほぼ定刻の14:30頃に着いた。
ここで下車してTimisoara行きに乗り換え
乗ってきた列車がCluj Napocaに着くのは20:45で、通しで乗ると12時間近くかかるようだ。



向かいのホームには先ほど通ったクルティチまでを往復する区間列車の客車
これはちゃんとした?サボが下がっているが、たいていの列車はドアかドア横の窓に行き先と号車等が印刷されたコピー用紙が貼ってある。
R(普通)に使用される客車は古く、ドアロックが付いていないので走行中でもドアを開けてデッキでタバコを吸っている。
2の数字は2等車の意味だが、Rの場合1等格下げらしい車両が1の表示のまま2等で使用されているのもあった。
ボロいが座席が広かったり多少快適なのでおススメである。



次に乗る列車
ローカル列車で客車は2両だが機関車牽引の列車である。
機関車はCFRのClasa41
仕様の違いで40~42の形式に分けられているらしいが詳しくは不明
ルーマニア製の機関車で、電気機関車はこれが主力
塗装はなぜかやたらとパターンがあるので見飽きない。

こんな感じの古風な客レが今もメインで使用されているのがルーマニア鉄道である
とても良い

駅前でトラムの時刻表を確認するなどし、16:56に発車

・・・次はティミショアラ駅から

ルーマニア鉄道に乗る その2 ティミショアラ(1)

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さて、Arad 15:56 発の Timisoara nord(ティミショアラ北駅)ゆきに乗り換え
ティミショアラには18:00の到着である。
57kmを2時間ほど・・・遅いか速いかはまぁアレだがRは大体こんな速度感である。



通った道中には無人駅というのは無かったように思う。
どんなに小さな駅(軒が崩れているような駅もある)でも駅員さんがいて発車の合図を行っていた。
そんなところも人が動かしている一昔前の鉄道を感じさせる。

ちなみに客車は通路が片側に寄って3人掛けの椅子が向かい合っているタイプ。
コンパートメントっぽいが、通路と座席の間には仕切りは無かった。
・・・3+2の1等車格下げ風のものや4+4のコンパートメントタイプなど、外はパッと見同じだが車内は色々なタイプがあるようだ。

冬のヨーロッパは日が短く、到着の18時には真っ暗
降りて構内踏切(踏切というか通路だが)を抜けると見たかった車両と対面することが出来た。



Clasa77
超古いディーゼルカー。ルーマニアで現役最古の動力車らしい。
1935~1942年にルーマニアのMalaxaというメーカー製。なのでMalaxa900とも呼ばれる。15m級の2軸気動車。それなりの数が生産されており、日本のキハ04的なポジションと思われる。
今使われているものは2016~2020年!に更新されている。
ティミショアラ近辺にしか残っていないようである。
2連と単行の運用があるようで、ちょうど3両見ることが出来た。



運転士と話しているのは自分が乗ってきた列車の車掌さん。



翌日には車窓からすれ違ったので、それなりに運用に入っているようだ。
後述のClasa78同様、客車は余裕がありそうだし、車庫には新型DCのデジロが多く留置されていたので、残っている理由がよく分からないしいつ置き換えになってもおかしくないように思う。
・・・まぁ要員の雇用の問題とか、外国製であるデジロのメンテナンス問題とかあるのかもしれない。デジロも新型に見えるがもうデビューから20年近く経つらしいし。




今日は12月31日
ティミショアラは地域では主要な都市であり、旧市街ではカウントダウンイベントが行われとても賑やか。出店で郷土料理のママリガなどを食す。
治安についてはトランシルバニア地方に関しては悪くないように思えた。
夜の新宿歌舞伎町の方がよっぽど緊張感がある。
※年末年始で悪事も休業だったのかもしれないが。

ルーマニア鉄道に乗る その3 ティミショアラ(2)

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1月1日のティミショアラ北駅
旧市街の西側にあり北というほど北ではないような気がするが、ティミショアラで一番の駅である。
地下のロッカーに荷物を預け、駅の周りを散策。
新しい感じのロッカーだったがいわゆるコインロッカーではなく、トイレ番のおじさんにお金を払って使わせてもらう方式になっていた。
駅舎とその周辺は改修工事中。
この共産圏チックなデザインの駅舎も建替えかと思ったが、完成イメージを見ると駅舎はそのまま残るらしい。
ルーマニア全体で感じた事だが、この国のインフラは多くが壊れかけか工事中のような状態だ。



ティミショアラのトラム
太っちょでおへそライトの特徴的な車両が使われている。
この車両は古いタイプで、新型車がかなり多めなので注意。
駅の西側でループ線になっておりトラムは折り返しになる。



如何にも共産圏チックなビル壁画。
モチーフはよく分からなかったがおそらくタイルで表現されている。

駅西側にある細くて長い歩道橋を渡り北側にある機関区へ向かう。
三鷹にあった跨線橋を小さくしてサビサビにした感じのものだった。



保存されている蒸機の上を通る。
今見ると明らかにドイツの52型である。
ルーマニアで自分が降りた駅にはすべて蒸気機関車が飾られていた。



駅の北には広い機関区がある。
この機関車たちはCFRの所属ではなく貨物列車を運行する会社の所属とおもわれる。
こんな感じで機関車の形式は少ないが、塗装はバリエーション豊富である。





巨大な給水塔を過ぎると歩道橋の両側に立派な扇型庫が2つ並んでいる。
これは一見の価値あり。Clasa77が2両佇んでいた。
これは西側のもので、東側のは跨線橋からは見にくいが機関車が納められているようだ。


機関区の傍らには大量のDCの廃車体がレールから外され打ち捨てられている



Clasa77は更新された数両以外はみんな廃車されているようだ。
ネットで探すと黒海沿岸のコンスタンツァ辺りに青色に塗られた77があったようだが現役なのかは不明。
ルーマニアまで来て何を見ているのかというのはまぁ確かにそうw



こちらはClasa79
元東ドイツのレールバスで日本でもそれなりに知られている?
これも大量(Googlemapで見ると16両)にティミショアラ機関区に放置されている。
たぶんルーマニアにやってきた全車両がここに集められていると思う。
青系塗装と赤系塗装の車両がある。

駅へ戻って現役車両



DB(ではない)



Sudostbayernbahn(ではない)

ドイツのバイエルン地方で使われていた中古車のようだが、消し方がやっつけすぎるw



一方こちらはフランスの中古車
ルーマニアには地方ローカルを運行するRegioCalatoriという民間会社があり、ローカルDCは多くがこの会社の運行になっている。
この会社は主にフランスから中古車を入手して運行している模様。

先のドイツの中古車はCFRとRegioCalatoriのどちらの所属なのか?
DBではないことしか分からない・・・



荷物を回収し、アラドへ向かう。
客車とお揃いのこの塗装が良く似合う。
このあたりの列車は普通列車では2両、国際列車とかでも長くて6両とかなので、客車列車の長いのは見ることが出来ない。

ルーマニア鉄道に乗る その4 テイウシュ

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4年に1度の2月29日
本当に久しぶりに月4回の記事更新達成w


さて、ルーマニアはティミショアラからクルージュナポカへ向かう途中、Teius(テイウシュ)駅での寄り道の紹介。
この駅は非常に気に入ったので万が一、近くを通る場合があれば是非寄ってほしい。



ここはハンガリー~ティミショアラ~首都ブカレストのルートと、クルージュナポカなど北へ向かう路線が分岐する駅
駅の南にデルタ線があり、それぞれの方面へ向かう列車が集まる。
・・・塩尻駅に中央線を東西に走る列車が通っている感じかなと今思い付いたw
そして付近の線路はカルパチア山脈を越える峠道で、今まさに線路改良中。
ちょうど塩嶺トンネルを掘っているようなものだ。



優等列車も方向転換で機関車を付け替えるので停車するなど、鉄道の要衝になっている。
自分も行き帰り共に乗り換えで少しづつ滞在することとなった。
その割に駅は特に近代化されている訳ではなく、ホームは昔ながら。



いろんな列車が通るので長時間いても飽きないと思う。
以前は落書きだらけの電車も走っていたようだが、客車列車に置き換えられたっぽい。
機関車の付替えで作業員が運転要員の他に5人くらい集まってやっているのが興味深かった。
ネジ式といえそんなにいらんだろ。



やっぱルーマニアの機関車はカッコいい





駅舎はとても大きく立派
乗り換えの人は多いがホームのベンチなどで待っているので駅舎内はガランとしていた。



駅前も店っぽいものは無し
テイウシュ市街はここから少し離れているらしい。





横には立派な貨物上屋が
構造物としてはしっかりしているが廃墟である。
手前のモノはどう見ても爆弾を保管する壕だがやはり火薬庫なのだろうか
日本だとレンガ造のイメージなのでちょっと珍しかった。


そして今回の旅行の主な目的wの1つであるところの鉄道公園が駅前にある。



流線形気動車である。
1930年代の流線形ブームの波はルーマニアにも到達していた。
これはティミショアラで活躍中のClasa77と同形式だが、流線形で製造されたタイプ
5両だけ流線形の車体を持ったClasa77が存在するらしい。
これと同じ前面を持つ、大型でボギー車のClasa78がある。
Clasa78は両運と片運があり、両運車は黒海沿岸のコンスタンツァ付近で現役の模様。



この保存車のナンバーは77-0982-7
Clasa77は900番台の番号を持っている。「-7」の部分は不明。
・・・ルーマニアの車番はやたら長く、イマイチよく分からない。
1938年ブカレストのMalaxa工場製
2013年からこの地に保存されていると解説板にあった。

Googlemapを見る限り3回塗替えが行われており、大切に管理されているようだ。
・・・でもどれも現役時代の塗装と違う感じがする。





保存車を見たらとりあえず下を覗く習性w
エンジンは付いていたが、ミッションとラジエーターは外されていた。





色々調べたところ、イタリアによく似た形状の車両があり、それのデザインをパクりというかなんかして製造されたと思われる。
本家には自動車ばりのフロントグリルが付いていたり、そうでなくても前面に通風孔が付いているがルーマニアの流線形DCには付いていない。
連結器下と側面に気持ちばかりのグリルが付いているが、これだけで冷却に十分だったのだろうか?
と思ったけど元祖フリーゲンダーハンブルガーもこんなもんですね・・・



「 鉄道展
些細なことのように見えるかもしれないいくつかのことは、「鉄道」という永遠の議論の主題であり、崇高な職業の象徴である蜃気楼の周囲でその活動と全存在を遂行した私たちの祖父母、曽祖父母、両親の存在そのものの一部でした。 「CEFERIST」という職業は、市と私たちの地域全体に名声をもたらしました。
この展覧会が、機関車の汽笛や電車の車輪の音に震えるすべての人々への追悼の場、そして楽しい別れの場となりますように。
テイウシュ鉄道公園 2015 年 5 月 9 日
テイウシュ市長、工学博士 ミレル・ヴァシル・ハラライ 」

翻訳ソフトママ
分かったような分からないようなポエムが掲示されている。
歴代の鉄道職員を偲び称える場ということだろうか。仕事に対する誇りとか、そういうのは多少日本にもあっても良いと思う。
「CEFERIST」=CFRの人で、日本でいうところの「鉄道員(ぽっぽや)」みたいなものと思われる。




横に置いてあるレールトラック。
これも渋い。展示物として渋すぎる。
キャブの形状から戦後製と思われる。



戦前のイタリア製の寝台車や



中くらいのサイズの蒸機、架線作業車が展示されている。
展示物のチョイスが絶妙である。
よく見るとSLのロッドが無いなど、一部微妙な点はあるがどれも手入れは良さそう。

駅の雰囲気や公園の展示など、なかなかおススメです。

ルーマニアの鉄道模型店へ行った話 Trains addicted

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今回はルーマニアの鉄道模型店に行った話です。

世界的王道ホビーであるところの鉄道模型ですので、当然ルーマニアにもあるハズ・・・
とルーマニアの機関車を製品化している国内メーカー「AFModels」のサイトから小売店を検索
訪問した都市にあったお店へ行ってみました。

トランシルバニア地方に限るとクルージュナポカの「Trains addicted」というお店が唯一でした

AFモデルの扱いが無かったり、紹介されていない可能性も大ですが、人口2000万のお世辞にも豊かとは言えない国なのでまぁ模型人口もそんなにいないという事なんでしょう。
首都ブガレストにはいくつか鉄道模型店が存在するようです。

Trains addicted:でんちゃ中毒
・・・俺かな?





店舗はこんな感じ。SLの看板が目印です。
「TRENULETE」と書いてありますがTRAINっていう意味っぽい。
クルージュナポカ駅から東へ、ソメシュ ミク川を渡った先の住宅地にあります。
ちなみに川のほとりにRailway Workers Parkというのがあり気になるところですが、
新しいきれいな公園で由来は不明でした。鉄道用地の跡なんでしょうか?

店舗の電気が付いていなかったので焦ったのですが、鍵は開いており中に入ると店員さんが出てきて対応してくれました。奥の方が工房になっているようでなんだか溶剤臭いのは万国共通で安心しましたw
店内は思ったより狭いですが半分が車両のショーケース、残りがHOのレイアウトとその用品という感じ。スマホを見せてWebサイトで商品を示すと奥から出してきてくれました。
英語モドキで無事お買い物が出来ました。

https://www.trains-addicted.ro/ro/

通販もやっており、日本へも送ってくれると思うのでHPを覗いてみるのも良いでしょう。



乾杯
現行客車と同じ塗装の急行塗装?の機関車を入手。
ビールはティミショレアナというティミショアラのビールです。
・・・味は特別なことは無いまぁ普通のビールw


とココまでが訪問記。
機関車だけあっても仕方なく、客車も欲しいが製品が高かったり在庫切れだったりで入手難
ということでデッチ上げました。



どうせタイプだしという事で超ボロいLIMA製のドイツ客車を用意しました。
ちなみにこの手の古い欧州製品はフランジが高くて通過できないレールがあるという話が在るとか無いとかなのですが、まだ未確認です。だれも真似しないと思いますが要注意。
ちなみにメルクリン製品だとそもそも2線式では走らないのでかなり注意が必要です。
・・・メルクリン方式を導入する覚悟があれば相当低価格で欧州型模型が楽しめそうですけどね。



入手した客車のうち、寝台車は屋根と嵌め込み式の窓が一体になっており、床下と一体の側面妻面に嵌め込む構造になっているのですが、分解すると屋根の四隅に力がかかり高確率で割れます・・・
どうせ塗り直すのでタミヤホワイトパテで補修しました。



それっぽく塗装
・・・HOだと缶スプレーが楽かなと思ったのですが、消費量が多いので一長一短。
GMの9番と16番がそれっぽいです。



この屋根の帯がヒジョーにしんどいですw



寝台車の内2両は旧塗装に
デカールはXでたまたま見つけたルーマニア鉄道模型を嗜まれるVtuber ぬりたくる氏より分けて頂いて貼付けています。(https://www.youtube.com/channel/UCqMtUZ2VHZS2lvi-fwh9icA)





という事で6両の客車を用意
完全にタイプですがまぁ入門には丁度良いでしょう。
ボロボロ傷だらけだった客車も再生できて満足です。
・・・元の塗装の上にそのまま塗装したので見る角度で「DB」「SBB」など浮き出てますがそれもまた味w

あとは試運転を待つばかり。
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