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Channel: 工場長の製作日誌
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16番 小湊鉄道キハ5800をつくる その2

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さて、前回車体をカタチにしましたので、ディテール工作にかかります。



この段階でなるべく車体を平滑に整え、



シルヘッダーなどのディテールを貼り付けます。
シルヘッダーなどの直線部のリベットはガリ版用鉄筆の点線を引く道具を使いました。
他は針で裏から突いています。地道な工作です。

雨樋のみプラ材を使用しましたが、基本紙です。


屋上にはガーランドベンチレーター
面倒なのでエコーのパーツが使えないかなと実車の写真を確認します。

http://kazusatetsudou.web.fc2.com/railway2115.html

確認すると、小型の物が付いており、国鉄客車用ではデカすぎてダメなようです・・・

・・・しかも!俯瞰の写真を初めて見たのですが、ベンチレーターの位置がなんだか変
キットの図面では等間隔に6個付いていますが、一番端は間隔が短く、しかも上総中野方は付いていません。
不思議な配置ですが、おそらくパンタが載っていた関係でしょう。



早速修正w
実車が現存している場合は資料をよく確認しましょうw





ベンチレーターもシートから切り出して製作。
まぁ、5個なら何とかなります。

GMキットから作る上州風の私鉄電車 その1

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梅雨ってこんなに暑かったですかねぇ・・・

なんだか最近作り散らかしてばっかりですが、こいつは速やかに完成しました。

いつものジャンク品再生です。
ネタはクモハ12・・・旧モハ31の方です。
RMMの付録で出た際、とてもワクワクしたのを覚えています。
まさかGMキット化するとは思っていませんでした。



緑色に塗られた半完成状態で、屋根や前面は使えそうになかったため側面のみ復旧します。
シンナープールで思ったよりキレイに剥がせました。
表面がちょっと荒れましたが、サフ~仕上げ塗装をした結果、完成後は美しい車体になりましたので、多少荒れてしまっても諦めない方がいいかもしれません。

元は片運仕様で、手持ちパーツで両運にしようかなと思ったのですが、マテヨと端部の窓を1段に加工。
これで両運改造仕様にしてみました。
・・・上田3310イメージです。

あとは手持ちの前面パーツと屋根で簡単に組み上げ・・・
なのですが、流石にそのままではつまらないので、GMキットのクモル用前面を使い、Hゴム化された顔に変更してみました。
・・・細かいこと言うと屋根と配管が左右逆になってしまいますが、まぁ自由形だし遠目で見れば全然OKと今回もテキトーですw

ここまで作ると相棒が欲しくなり、同時期のキットであるクロスポイントの地方私鉄タイプ電車(クラシック)をサクッと組立てました。
このキットも新発売の際(たしか初売りアイテムでした)、いつも行っていた下北沢のGMへ買いに行った思い出があります。

このキットもちょっと大振りですが繊細なモールドで合いも良く、簡単にカッコいい電車が作れます。
今回はベンチレータはキットの物を使わずにリトルジャパンの名鉄用を使いました。
・・・キット付属のは小型電車にはちょうどの珍しいパーツですが、これに使うには小さすぎる?



写真は屋根を既に塗装した状態。
合いが良いので屋根を別に仕上げて後から接着、という事が出来る珍しいGMキットです(オイ

塗装は非常に悩んだ挙句(いつもの赤クリームツートンは飽きたケド複雑な塗り分けはメンドイ
こんな旧国いたよね?という事で上毛電鉄のカラシ色(GM12番そのまま)にしてしまいました。



上毛電鉄に入線した17m旧国はクモハ+クハのセットで、このような私鉄風電車との2連はありませんでしたし、地方私鉄風の方はそもそも似た車両はいないワケですが、意外とアリは雰囲気になりました。





汚しはクレオスのウェザリングマスターでかなりきつめに施しました。
(・・・実車もかなり汚れた写真が多い)
駆け足で(勢いで)組んだ2両ですが、リベットの有無が好対照ですし、車体のサイズも合っており良いコンビに仕上がったと思います。

・・・この車両はこれで完成ですが、まだ仕掛け品があり、その2へ続きます(たぶんw

PULMのキハ20をつくる

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かな~り間が開いてしまいましたが、生きています。
色々仕掛が増えすぎて、迷走中ですw

さて、久しぶりの新製品レビュー?になります。
長野県が誇るプラモメーカーPULMからキハ20が発売になりました。
小湊はまぁ様子見と、他の人も作るだろうしと見送ったのですが、キハ20は汎用性が高いし入手してみました。



デカい箱w
2両購入したのでこの倍あります。

ボディーは成型色が首都圏色になっており、屋根はグレー、床下はグレーと黒なので一応無塗装で組み立てることもできます。
まぁそうは言ってもせっかくなので塗装しました。





1両はファルベの缶スプレーで首都圏色に、1両はGM4番とクレオスのシャインレッドで一般色にしています。
・・・一般色はマスキング結構大変ですが、何とか成功。
ヘッドライト周りはグレーの上にオレンジを塗るとどうしても色調が変わるため、クリームを吹いてからオレンジを吹いています。
屋根もグレー濃淡でそれっぽく。


改めて箱の中身を見てみると、やはりプラモデルの構文で全体が作られているのを感じました。
鉄道模型ではほぼ見えない&機構上省略される床下機器ですが、このキットはカーモデルのエンジンルーム並みのディテール・分割です。



・・・普通の鉄道模型作ってる人間からすると正直ゲンナリするパーツ数w

それからジャンパ栓~ホースも一体のプラですが、鉄道模型ならホースは別素材になると思います。



一般色は組み立て中にホースが折れてしまったので、潔くカットしましたw
説明書だと最後に取り付けることになってるんですけどね。
正直完成後も触ってるうちに折れる気がします。

そういう感じで伝統的な16番モデラーからするとちょっと違和感を感じる所もあります。
網棚とか細かい床下機器とかよりも座席を付属してくれよとかも・・・
実際、純粋にプラモデルとして作るユーザーはどのくらいいるのでしょう?

まぁともかく工作派にとってはかなり楽しめるキットなので、続きが楽しみです。
(つづく)

100円ショップの水性塗料を使ってみた話

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最近プラモの世界では水性塗料が流行り
・・・もうだいぶ前からですが・・・
有害性が低くニオイも少ないので室内で気軽に出来るのが魅力ですよね。
試してみたいと思っているのですが、、、
ファレ〇など1色ごとはそれほどの値段ではないのですが、複数色揃えるとなるとそれなりの投資になります。既に大量のラッカー塗料を持っている自分としては「そこまでする程ではないかなぁ」と躊躇してしまいまったのでした。

でも私が作ってる模型はプラスチックだけじゃない訳で、紙なら「プラ用」塗料である必要は全然ない訳です。
という事で、紙製のストラクチャーに100均の水性塗料を使うことにより、水性塗料を体験してみました。



試してみるのはボール紙で作った猫屋線を入れるために作った車庫。
ボール紙と木の角棒で作ったモックアップみたいなものです。
結構丈夫で雰囲気も良く出来たので、壊すのが惜しくて何年も置いてあるものです。
・・・試すには丁度いい素材です。



でもその前に、ちょっと高さが低かったので同じボール紙で嵩上げ。
基礎?謎の構造ですがまぁ目を瞑りますw
それから屋根の棟部分、1mmボール紙を突き合せたまま隙間が目立つので、茶封筒をカットして貼りました。
・・・透過するとかっこ悪いので念のため色は揃えておきました。



使ったのはセリアのニスとダイソーの赤色
・・・ホントはセリアの赤を使いたかったのですが在庫なし。
どこの店舗も白と緑しかなかったので、絶版?
あとは同じくセリアの筆と、水溶き用のワンカップ、コンビニアイスコーヒーの容器ですw
・・・水を入れておくのは重いビンの方が倒しにくくおススメです。



まずはニスから
つや消しと書いてあったのですがやはりニスなのでテカリます。
メープルはかなり明るい色で、ウォールナットはほぼ黒です。
黒にしたかったトタン部はウォールナットで、木の部分はメープルの上からウォールナットを一回塗っています。筆塗りなのでムラムラですが、まぁ味という事で(汗
ニスだけあって乾燥すると結構硬くなり強度が出ます。

続いて屋根
「ブリックレッド」蓋の色ですでに嫌な予感がしていたのですが、結構ピンクです。口紅みたいなw
・・・ちなみに蓋を開封するときに跳ねて服に付着し、最悪ですw
セリアもダイソーも、内フタを剥がして開ける形式ですが
「プシュ」
っとなるので要注意です。缶ビールだけで十分です。

ピンク過ぎるので、ニスのメープルを混ぜて塗りました。
特に問題なく混ざりました。いい雰囲気の赤茶色になりました。
ちなみにこちらはちゃんとつや消しになるようです。
・・・ニスを混ぜたので光沢になりましたが。

乾燥後、流石にテカテカ過ぎるのでウェザリングを施工
基礎部分はクレオスのMrウェザリングカラーのマルチグレーを筆塗り
その他にグレイッシュブラウンとステインブラウンをエアブラシで吹いて汚しました。
トタンは土地色をドライブラシして錆させています。
最後にトップコートつや消しを全体にかけて完成です。



・・・後半は思いっきり従来の塗料を使っていますw
だって色数が少ないんだもん。不満の点はこれに尽きます。
パステル系の淡い色を中心にラインナップがありますが、混ぜて使えるような色じゃないんですよね・・・
まぁ仕方ないですかね。
室内で筆でぺたぺた塗るには十分だと思います。
プラにも塗れるようですが試してません。
ダイソーにはプライマーなるものも売られていたので、試してみたいものです。



元々バッと作った物なので緻密さはありませんが、まぁまぁな雰囲気になりました。
ジオラマ全体にこのレベルで作ればいい感じになりそうなです。

100円ショップの水性塗料を使ってみた話 その2

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前回チラッと紹介したプライマー、やはり試してみました。



100円なのでとりあえず買ってみるかと買ってしまい、結局1000円くらいの出費にw
まぁこれだけ買って1000円ならいいですかね。



テキトーに余剰のプラモの座席に試してみました。
4分割して、
プライマーを塗らずに、原液で塗る・薄めて塗る、
プライマーの上に、原液で塗る・セリアの塗料を塗る

とやっています。
当たり前ですが、そもそも薄めて塗ると弾いてしまいうまく塗れません。
結論を言うと、塗膜の剥がれにくさはプライマーよりも時間経過の方が効果がある感じです。

1,塗った翌日は擦れば剥がれる感じで相当不安
2,3日経過で爪を立てると剥がれる感じ
  この段階ではプライマーを塗った方が塗膜が丈夫です。
3,2週間後(現在)も爪を立てると剥がれるもののかなり実用的な塗膜の強度です。
  正直プライマーの有無に差は感じられません。
また、プライマーの上からセリアの塗料を塗ったものが一番強固で爪を立てても剥がれないレベルになりました。ちょっと塗ってみたセリアのニスも同様に全く剥がれないので、現段階ではダイソーよりセリアの物のが塗膜は強そうです。
・・・ただしセリアには3色しかありませんw

以上、プラモに塗った印象でした。
あくまで個人の感想ですし色も1色づつしか試していません。
また経年については検証していないので、各人の責任でお試しいただければ・・・



色数が少ないのは難ですが、DIY向けという事でやはりインテリアカラーには良い感じです。


聖岳に登った話

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鉄道ネタに関係ない(若干あるケド)ネタはすごく久しぶりですが・・・
長野県ネタです。



三遠南信好きなら一度は登りたい?南アルプス
お誘いがあったので聖岳(3013m)に登ってきました。
南信州観光公社のツアー(南信州山岳文化伝統の会企画)です。
・・・自分ではなかなか3000m峰に行く気にはならないw

ルートはおなじみ遠山郷の木沢小学校をスタート~林鉄終点の西沢渡~聖平小屋~山頂です。



朝の木沢小。ここから便が島まで車(ツアーなので特別)で移動し、そこから徒歩。



便が島~西沢渡間の林鉄跡のトンネル。
このトンネルは林鉄時代から拡幅されていないと思われます。
南信州山岳文化伝統の会では廃線跡の整備もされており、徒歩で梨元~西沢渡を通行できる状態に保たれています。
・・・北又渡~大沢渡も歩いてみたいですが、こちらはどういう状態なのか不明です。



西沢渡のターンテーブルに再開できました。
まぁ埋まることはあっても撤去されることはないですねw
・・・最近まで動いたという話もあり、倒壊した安全標語の看板と共に保存されるのを願います。

便が島~西沢渡は林鉄跡なので緩く登っていきますが、ここからは本格的な登山道



いきなり仮橋がこんな感じ。
川幅より橋の方が短いww



いきなり始まる急な登り
南信っぽい深い森の中をひたすら登ります。



途中ガスがかかってきましたが、雨になる前に聖平小屋に到達できました。



今回は2泊し、登山・山頂・下山という行程でした。



山頂アタックの日は天候も良く富士山も見ることが出来ました。



植生限界の上は久しぶり。
眺めは最高です。眺めは。



そして山頂!
明確に達成の瞬間があるのが良いですね。
モケーは「あ~まぁこんなとこかな?完成!」という場合があるのでw



北の方には大沢岳や赤石岳を望むことが出来ました。

ちなみに、本ツアーは防鹿柵設置の活動のレクチャーがメインテーマ
南アルプスの山頂付近には高山植物の花畑があったのですが、近年鹿が高地まで登ってきて植生が変わってきてしまったようです。
高山植物を保全するため、写真の様なネットや大きなサイズの獣害防止柵の設置などの活動が続けられています。
・・・レクチャーと聞いていたが柵の補修作業がメインだったような・・・



ネット内に生かされているお花畑。
かつての美しい景観が偲ばれます・・・




そして下山
梨元にはしらびそ高原に保存してあった林鉄車両のうち、運材台車が下りてきていました。
また客車の色が塗り替えられ、茶色系の落ち着いた感じになっています。
・・・トンネル(と呼ばれる支保工の覆い)内に置かれていて撮影できず。



わかったこと
・泊りの荷物を担ぐのはとても重い。
・重い荷物を担いでいるので、バランスを崩せば倒れるし首なんかぶつければ普通にタヒぬ。
・山小屋2泊は自分にはしんどい。
・やはり下りの方が登山スキルが必要。

※この記事は自己満足・個人の感想なので、登山の参考にはしないでください。
そもそも全くならないと思いますが。

第18回軽便祭およびナローレンタルレイアウトに関する考察

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コロナの影響で滅茶苦茶久しぶりのイベント参加となりました。
こちらも久しぶり、3年ぶりに開催の軽便祭です。
・・・ナローゲージャーとしては参加必須?という事で馳せ参じ

サムネになるような写真が無いのでパラパラ気になったモノの写真を。
・・・全体のまとめは他のブログを参照してくださいw

所属するクリッターズクラブの今回の企画はアルモデル中毒



自分も賑やかしにいくつか展示させていただきました。
・・・設営した役得?で一番真ん中に置かせて貰いましたw
人の作品をリアルで拝見するのはやはり刺激になりますね。



四頓倶楽部さんの木橋のジオラマ
ライティングが素敵。
裏からオレンジの光を照らして川に映る夕日を表現する意外な方法。



いつもお世話になっている不器用な淳さんの機関車群
毎回キュートな仕上がりです。



初めてお会いできた鉄模三昧さんの作品
不器淳氏に似た要素がありますw



雀坊さんの松本製材
ロクハンの動力を使った6.5mmは考えてみたものの、題材が少ないんですよね。
松本製材の模型も(多分)初めて見ました。渋いです。



栂森さんのカバン線
初見ではありませんが、とても好みです。
何が良いのか上手く呑み込めていなかったのですが、艶消し仕上げがポイントだと気付きました。
(勿論細部までの丁寧な仕上げは言うまでもありません)
どのように仕上げているんでしょうか?目指したいところです。



昼にはいちかわ師匠と3年ぶりぐらいに再会
作品を拝見しつつ乾杯できました。他にも初対面でしたが素敵な方との最高の時間でした。


と、3年ぶりのリアル開催の軽便祭、やはりリアルで見るサイズ感や迫力は何物にも代えられませんね。
毎回貴重な体験です。

「松本君はジオラマ寄贈しちゃったんでしょ」と何回か声をかけられました
・・・それで良かったんだよ と思いましたが、わずかに惜しかったかなともw
実際に作る方に見て頂くのも重要ですよね。


と、まぁここまでが軽便祭の(超雑な)レビュー(という感想)

※※※

これだけだとタダの備忘録にもなりませんので、ナローゲージャーの中で度々俎上に上がる「ナローのレンタルレイアウト」はナゼないのか?について個人的な感想(股間)を開陳したいと思います。

まず第一にナロー人口が少ないという大前提は置いときますw

例えば猫屋線を走らせられる貸しレがあったとして、
・kidsとお母さん
・黙々と自分の猫屋線を走らせるオジサン
この辺りは全然想像できません。上はまぁそうだろうなとして、下は何ででしょうか?車種が少ないから?編成が短いから?
・・・個人的には例えばリオグランデはアリな気がします。何故なのかうまく説明できません。でもそんなの持参する人はほぼいないですよね。
レンタルレイアウトは広いレイアウトを悠々と列車を走らせることが出来るのが大きな魅力だと思います。リオグランデは正にこれに合致しますね。でも日本の味噌汁軽便でそういうことが出来ればそれも楽しいと思います。木曽のキャブフォワードの運材列車が古編成で走る情景も大いにアリです。
・・・要は今まで誰も経験していない楽しみ方という事なんでしょうか?

一方で
・仲間内でワイワイと色々走らせる
これはナローでも大いにあり得ると思います。しかしながら、私の仲間内で「走るのを見る」というと特殊なSLの動きを観察して楽しむなど、車両自体のギミックを楽しむ方が多いように思います。
これは広いレイアウトでの楽しみ方ではありません。

あと、ナローゲージャーの頭の中には「こういう風景を走らせたい」ってのがあって、割と千差万別だと思うんですよね。下津井を意識したジオラマに沼尻が走るのはなんだかナァだし、逆もしかり。

これだwと思ったのは、お客さんに「勝手に情景を作っていいよ」というコンセプト。会員制?
でもこれってつまりクラブハウス(集会所)ですよね。
車両を前にウダウダ喋るのが好きな方も多いですし、碁会所的なスペースになりそうです。
クラブハウスがあればスペースが無くてジオラマを作れない・・・という問題も解決。素晴らしい。



どこかで既に実現されているクラブは存在するのでしょうか?
首都圏では人数が多いといえ財政的に困難でしょう。
信州なら実現可能性は高まります(?)が、果たして何人集まるやら?汗

という、空想をひたすら綴るアブナイ日記でした。

アメリカンカープラモ(1/48シボレー6400)

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最近アメプラ(アメリカンカープラモ)が俄かに人気のようで
影響され気になっていたモノをジャンク品ですが入手しました。



アメリカレベルのシボレーのトラックです。
どうやらChevrolet 6400というやつらしい。
箱絵がカッコいいです。
細かい薀蓄は火付け役?のバントウスペース等に譲ることにしますwが、
注目ポイントは1/48であること
・・・ナローゲージャー的にはOn・・・などと非常に欲しくなるスケールですw

このキットはレベルのカーモデル最初期の製品のようで、初版はなんと1955年。
このトラックの発売と同じくして発売されたキット(らしい)
アメリカのモデラーには「懐かしアイテム」になっていて何度か再販されているようです。
この製品は1994年再販版のようです・・・にしても30年近く前・・・



屋根には1955の刻印が





スライド金型?何それ時代のモノなので、キャブは6枚に分割されています。
「あっ(察し)」という感じのランナーでしたが、想像以上にキレイに組立て出来ました。
さすがレベル?
・・・組んでいる途中に力を入れたらリアパネルが折れてしまい絶望したのですが、目立たない場所なのでシレっと接着していますw



ボンネットは「movable hood」とか言って中のエンジンが見えるのがウリみたいですが、可動させるために大幅に隙間が取ってあり流石に悲しいのでプラ板で隙間を埋めました。



その他パテで接合部を整形してキャブが完成(屋根はまだですが)
想像以上にそれっぽくて完成が楽しみになります。



さて、当製作所ではやはりレールトラックにするぞ!と思っていたのですが、カッコよく仕上げるにはフレームを自作することになりそうです。
・・・思ったよりトラックの幅が広くて16.5mmが上手く決まりません。
そのまま作ってもいい感じになりそうなので、悩みます。

・・・つづく

ジオラマ建設開始

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軽便祭に刺激を受けて、というか前から構想していたのですが、2つ目の地面に取り掛かりました。
・・・建物はだいぶ前から作り始めていたんですけどね。

今回はモジュール形式にしたいと思います。
1人で持ち運び可能なサイズのエンドレスレイアウトの場合、複雑な配線(=急曲線)とするとかなり小型の車両限定になってしまい、猫屋線レベルの車両が走れるとなると作れる配線や情景が限られると感じたためです。
いくつか表現したい光景があるけど1個のエンドレスに表現するのは無理があり、それらをモジュール形式で製作していこうという魂胆です。



せっかくなら既存の規格に従って作ろうと思い、KBMCのシモデン規格を参考にパネルを製作しました。
でも軽便祭で見た感じ、幅280mmではイメージした情景を作れないと考え前方に張り出しています。
・・・別に完全に従う必要はないので準拠という形です。

t=4mmのベニヤ板を天板にし、



接続部を除いてPECOのフレキを使用するため、嵩上げにt=2.5mmのベニヤを更に敷いています。





規格に倣って接続部にはトミックスレールを使用します。
PECOとトミックスレールはサイズが似ているので、トミックスレールのツメを壊さないように外すとPECOのレールを差し込むことが出来ました。(上写真)
もう一方はポイントがあるのでこの方法が使えず、2cmばかりトミックスレール区間があります。



小さな駅と車庫のあるモジュールを作ります。



土工トロが入線、社長が視察にトラバントでw乗り付け、いよいよ着工です。

アメリカンカープラモ(1/48シボレー6400)完成

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さて、前回では何やら改造しようと思っていたのですが、、、
結局プラモは素組が一番(というか改造し始めると完成しないw
と自分を納得させてサッと仕上げました。



基本的にキットのままですが、キャブの水切りとドアノブ、ミラーは真鍮線に置き替えています。


そして塗装へ
キャブはタミヤプライマーサフ→GM緑15号
シャシとタイヤはクレオスの黒サフ
その他はマホガニーサフ
でスプレー。



荷台部分はタミヤエナメルの筆塗りで木の表現に挑戦しました。
これが楽しくてハマりましたw
・・・今までラッカー塗料を筆塗りしてすげぇ苦手意識があったのですが、やはりラッカー塗料は筆塗り向いてないんですねw
茶色系の色を3色ほどドライブラシ風に塗装してそれらしく仕上げてみました。



荷台・樽・木箱それぞれ違う風合いにするのがポイント。
フレッシュな木箱っぽい色合いにするのが一番難しかったです。
古いキットですがデカールが問題なく使えたのが驚きでした。



付属のオジサン2人(親子か?)も塗装
こちらはサフを吹かずにエナメルを塗ったので、下地の緑が見えてしまってちょっと失敗。
ラッカーサフで茶色あたりにしてから塗った方がよさそうです。

キャブはウェザリングしようかと思ったのですが、荷台で満足してしまいあっさり仕上げに。
このキットは荷台が主な舞台だし、アメリカは日本みたいにグサグサに錆びない!と言い訳w



シャシに荷台とキャブを取り付けて完成です。
・・・ちなみに、部品ごとに塗って最後に組立て、なんて考慮されていないので、気を付けないと組立て不能になるので注意
キャブの外側を組んでから床板・シャシを取り付けようとすると組み込めず、バンパー裏を切欠いたりシートを分割したりして対応しました。



ボンネット内はこんな感じでエンジンとラジエターが別パーツで収まります。





荷台の柵(ステーク)は固定せず好きな位置で積み下ろしできるようにしています。





荷台が柵になっている Stake Truck は日本では見かけない構造ですが、米国では今でもあるようで画像検索すると結構出てきます。
どんな使われ方なんでしょうかね。この辺の異国情緒も魅力的です。

ちなみに窓ガラスは欠品ではなく元々付属しませんw
フロントガラスは特徴的な曲面になってますが、まぁ荷台が主役なので良いんです。
クリアパーツが欲しければアトランティス版を買えば付いてくるんだし。
・・・と言いつつ後から付けられるようにキャブは固定していませんケド

なんといっても1955年発売のキットなのでディテールは甘いですがプロポーションは中々いい感じ
昔日のモデリングに想いを馳せながら楽しく工作できました。

PULMのキハ20をつくる 完成

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木曽はすっかり冬です。
雪の降るのを待つのみの荒野・・・

先回記事はなんと8月でだいぶ放置してしまったのですが、PLUMのキハ20が完成しました。
床下機器のパーツ数に圧倒され手が止まっていたのですが、意を決して再開。
スナップフィットのお陰もあり、コツコツ進めれば問題なく組みあがりました。



リアルなエンジン。
下回りは細かく塗り分けると楽しいと思いますが、グレーの缶スプレーで簡単に仕上げました。
エンジンはタミヤエナメルのメタリックグレイで塗装。
初めて使ってみましたがカッコいい色ですね。無意味に多用したくなりますw



室内は座席等が別売りで付属していないので、運転室仕切りのみ。
このパーツは良く目立つので引き立ちます。
やはり繊細な運転台周りが再現されています。
・・・でもシートは別売りですw





コアレスパワトラと詳細不明の古い台車、イモンカプラーを取り付けて完成です。
やはり自分で作った車両は親しみがありますね。
気動車の床下機器についても結構勉強になりました。



小ネタ
16番車両の箱を自作してみました。
・・・カープラモの箱を小さくリメイクして完成品を仕舞っているのを見てマネです
まぁそれなりに手間ではありますが、素敵な箱絵を活かすことができて満足です。

野上電鉄の保存車

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久しぶりの長距離旅行
紀伊半島をグルっと回ってみました。

道中寄り道をして野上へ
元阪神の田舎電車に会えました。



まずはモハ31



飾り窓がとっても素敵な細面の電車です。
くすのき公園に保存されており、いつでも見学可能です。

ちょっと色褪せていますが、屋根付きで程度は良好です。



円形のものは廃線時のヘッドマークらしいですが、完全に風化していて見えません。

実見して飾り窓部分の厚みなども把握できたので、ペーパースクラッチで作りたい車両の1つです。





なんだか床下機器の吊る位置が低い(吊り具が長い?)ような印象があるのはなぜでしょう?

もう1両
すぐそばで個人が保存されているのがモハ27





こちらも道路からよく観察できます。
こちらは窓が小さく、古風な印象が強くなります。

どちらも柵があり近づけないのが難ではありますが、屋根付きで程度は良好。
これからも長く保存されることを祈ります。

TOMIXのかやぶき農家

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みなさま明けましておめでとうございます。
・・・マジで更新してませんでしたが生きています。
最近「記事にするほどでもないかなぁ~」という事ばかりなので。
でも、今年もそういうのをチマチマ小出しにしていこうと思います。


トミックスのストラクチャーといえばまずこれを思い浮かべる方も多いと思われる「わらぶき農家」



「かやぶき」じゃないのは何故なのか?
茅葺きと藁葺きを明確に見分けることが出来るのか、この模型で判断できるのかは不明ですw
今は茅葺きの方が一般的な呼び方の気がしますが、1978年発売の時からそういう製品名のようです。

だいぶ前に安かったのでとりあえず買っておいたのですが、いよいよこれを配置したレイアウトを作りたくなったのでメイクアップしてみました。



部品の構成はすごく単純。
台座を入れて5個のパーツです。
・・・井戸は別パーツですが地面に接着されていて剥がせないのでノーカウントw

各パーツはよく見ると素晴らしいモールド
屋根をパウダー系の素材でディテールアップしている作例が多く、それはそれで素晴らしいのですが、このわらぶきのモールドを活かしてあげたいなと塗装のみで仕上げることにしました。



いきなりだいぶ塗った状態ですが、差掛けの物置と屋根を黒サフで全体を塗ったあとにタミヤエナメルを筆塗りしていきました。
わらを積んだ起伏まで表現されていてかなりのコダワリを感じますw
コツはベタ塗りにならないように。せっかく筆塗りなので・・・
ドライブラシ用にしている穂先の荒れた古い筆で、塗料をドライブラシ程度に筆に付け、ツンツンするように塗っていきます。
フラットアース、バフ、ミディアムグレイ、ダークイエローなど数色を重ねています。





こんな感じに。
北側は若干暗めにし、植物が生えている事にして緑色をちょっと追加しています。

建物壁面も同様にドライブラシ。
漆喰部分は剥がれた様子を再現すべく一部にバフを塗って土壁っぽく。

最後につや消しを吹いて完成。
地面はレイアウト製作時に作業するため、今回はこのままです。

筆塗りによる木質表現、楽しいですよ

ノス鉄キハ203の小加工

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一部界隈でアツいノスタルジック鉄道コレクション
楽しんでいる方々のアレコレを見ていいナァと・・・
しかし鉄コレ第1弾2弾のような価格ではなく、ブッタ切ったりするのはちょっと躊躇します。
・・・というか、オジサンは在庫が山のようにあるので、ざわざわ買うのもナァと言い訳してしまう訳ですw

しかしそうは言っても幾つか確保しており、今回はキハ203を軽く加工してみました。

この車両、スタイルと塗装はかなり好みなのですが、下回りがマッチョな2軸?というなんかアンバランスなカッコで気に入りません。
なので、KATOのBトレ動力でボギー化してみました。



そのまま嵌めると内股過ぎるため、5mmほど延長しています。
床板パーツが2枚必要ですが、モーターとギヤを使用した残材があったのでそれを利用しています。

集電は銅箔テープで適当に延長してみましたが、とりあえず通電しているようなのでこれで様子見です。
・・・集電はかなり苦手な工作ですw



岩手開発のキハ202を見ると台車はもっと外側に来ていますが、カプラーの関係でこの程度の延長にしています。
また、この動力を使うことによりエンジンパーツをちょうどの奥行に接着でき、元の太っちょな印象はなくなりました。空いたエンジンの外側には箱とタンクを取り付けています。
・・・最後に全体にジャーマングレーとエンジンにメタリックグレイを筆塗り。


車体は自由形と割り切っているため加工ナシ。塗装もこれが良いし。
窓ガラスパーツは下回りに干渉するため、窓下でカット
ツメの部分も1mm程度短縮しました。





屋根のみエアブラシで濃いグレーを塗装。
全体にエナメル塗料でスミ入れして完成です。





カプラーの関係で~とか言いつつ、連結させる機会は想定できないため片側はダミーカプラーに。
解放テコやタイフォンも付けたくなりますが・・・汗

以上、お手軽加工でした。



残りの2両はどうしようかナァなどと楽しんでおります。

流線形気動車2題

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大きな厚紙が手に入ると作りたくなるペーパー車体
性懲りもなくまた始まりました。

だいぶ以前からですが東側の車両に興味がありまして・・・

最近特に気になっているのがルーマニア鉄道の気動車たち
class77とclass78
77が2軸のレールバスのような小型車、78が立派な流線形気動車です。
・・・写真を転載するのもアレなので、気になる方は「CFR class78」などと検索してみてください。

驚きなのが1930年代のルーマニア製というところ。
年代的には日本ではキハ41000、42000に相当すると思いますが、
失礼ながら普通に良く出来ているように思います。

更に驚きなのが2000年代に更新されたり、ごく最近まで稼働していること
ドイツ製の新型車がドシドシ投入されているようで、今日も走っているかは分かりませんが。
・・・Googlemapでアラドやコンスタンツァを訪ねると上から見ることが出来ます。

class77は極めて単純なスタイルで模型化しやすそう、というか実物が模型みたいなんですが、
今回は完成の暁には見栄えのするだろう78に挑戦してみます。

ドイツのFliegender Hamburgerを大人しくしたようなウツボみたいなスタイルをしています。



どうせ図面なんて手に入らないしタイプ(自由形)と割り切って、スタイルブックから流電52と60系客車の寸法を取ってきて作図してみました。
そもそも長さは25mだと思うのですが、あまり長いと色々不便なので16番の20mに合わせたり、客窓は写真を見る限り割付けが各車バラバラ、しかも年代によって異なるようなので割り切って等間隔にしたりかなりテキトーですw
ちなみにclass78は両運と片運とあるのですが、今回は片運車の現在?の姿にしてみました。



展開図を作成して切出し
日本型と違って窓が単純なのでカンタンです(笑)ちょっと窓の天地寸法が大きすぎたカモ。
20m車が内板・外板で縦横に取れる大きな厚紙は希少です。
・・・まぁ買えばいいんですがw



前面の流線形は印象把握が難しいので、モックアップを製作していろいろ試してみました。
形はそこまで難しくないですが、窓のサイズ・形状が気に入らず5回作りました。



オデコとバッファが無いのでイマイチなんだという事にしますw



屋根はのぞみ工房のぴったり屋根板Aを使用します。
流電デビュー時のような全体を覆うスカートなど、どのように作るか考えるのも楽しみです。


さて、2題め。
紙も余っているし、どうせならと昔から作りたかった流線形気動車を



昔のTMSの記事にあった片ボギー車
・・・スクラップにした際に控えなかったため、何号の記事か分かりません。誰か教えてください。
東横キハのショーティーです。



雑誌に展開図が載っているのでコピーして切出し。
内板は別図の図面からカットしましたが、説明通りの倍率で印刷しても長さが微妙に合わないので要注意。
・・・筆者は内板は外板に貼ってから切り出しているので、そもそも仕方ないんですけどね。





屋根はペーパーキットを真似て、スペーサーの厚紙を挿入して形を整えるようにしてみました。
・・・というように、記事から図面は頂戴したものの組立て方法は完全無視ですw





こんなん上手くできるんか、という感じでしたが、意外とそれっぽい姿になってきました。


・・・つづく

東横タイプの流線形キハ その2

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2つのネタをまとめると長ったらしいし、書くのもイマイチ具合が良くないので1つづつ
・・・工作も一極集中で完成までもっていきたいと思いますw





オデコは一般的な木製。
ルーマニア鉄道のclass78で使う屋根板(ぴったり屋根板A)の端材を使用しました。
前照灯はちょっと工夫して、4mmプラパイプを挟んで接着
後から穴をあけて入れるのとどちらが楽か・・・人によるかもしれませんw
(もったいないので勿論ペーパールーフ部分はカットしていますが)



隙間はポリパテで充填
・・・とココで大問題が発生。
パテが劣化しており全く硬化せず、一旦剥がして新しいパテでやり直しました・・・
(写真はリベンジver)

どうやら温度などで劣化するようです。
・・・少なくとも2回は夏を越しているので硬化剤がダメになったのか?orz



内側もパテで補強しています。



床板は3mm厚の板材から製作。
動力は確実なアルパワー(軸距20mm)を採用しています。



・・・暫くするとパテがヒケて来るんだろうなぁ・・・



この気動車にはマッチ箱が似合うハズと、ついでにトレーラーをでっち上げ
IORI工房のハ1005をテキトーに改造してみました。
・・・これは大昔に特注したモノで、キットはもっと素晴らしいディテールになっています。

次はキハの床下機器を作ります(予定

東横タイプの流線形キハ その3

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なんだか全然進んでいません。更新もなかなかできません・・・



なかなか進まないのは台車のせい(ということにしますw)
丁度いい軸距の菱枠台車の製品が無い、というか菱枠台車が売ってない!
ということで、手持ちのSHOPKIHAのペーパー製菱枠台車を組立てて使用することにしました。



紙だけでこんなのが出来るのかと感動します。
ペーパー工作好きな方はぜひ。ただし時間がかかって仕方ありませんw



その他の床下機器も製品が無い(探せばあるんでしょうが)ので、適当に手持ちの車両(中古品)を参考にペーパーで製作することにしました。



まぁ案外それらしいものになります。エンジンは猫屋線のが余ってるから何とか使えないかなと画策しています。


つづく

東横タイプの流線形キハ その4

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引き続き床下機器の工作です。



エンジンは図面を描いたのですが、在庫を漁ると猫屋線のエンジンが出てきたので加工して搭載することに
そのままだと正直微妙なんですが、縦に延長してみるとそれらしい形になりました。



左右を貼り合わせ、適当にプラ材でディテールを補った状態です。
流石に少し小さいですが、まぁ気動車のエンジンに見えるので全然OKです。



各パーツを塗装
100円ショップの水性塗料つや消し黒で塗り、エンジンはタミヤエナメルのメタリックグレイです。






T台車からも集電したいのですが、この手の工法だと車体中央には床板固定と幅固定のための梁があるので、
なかなか配線を通すのが面倒。
このため床下に真鍮線を通して通電させることにしました。
初めてやってみたのですがなかなか良いですね。



床下機器も取り付け
実際はもっとぎゅうぎゅうなんですが、このくらいが限界でした・・・
暖房装置やタンク類を追加すると良いと思います。



そんなわけで後は車体の塗装のみ。
次回で最終回に出来そうです。

東横タイプの流線形キハ その5 完成

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カラッと塗装日和が続いたので無事完成しました。



塗装はGM28番、Mr.カラー3番、グレーサフをすべて缶スプレー。
最後にプレミアムトップコート半光沢で仕上げています。

セミフリーランスなので、複雑な関東鉄道色にしてミスるよりはと若干簡略化。
窓下の茶色の細線は省略しました。
・・・裾の白線は1mmにしたけど少し太い感じです。
でもこれ以上細いのは曲がると目立ちます(経験上)

車番は201。実車の42201にあやかっています。ショーティーなので番号も短縮。

前面を金太郎塗りとし、白線を通さなかったのは好みもありますが、微妙に歪みがあり左右を通すと破綻するためです・・・

ちなみに関東鉄道にするなら赤は79番のシャインレッドの方が近いと思います。



サイドビュー
台車(アルパワー20)の関係でラジエータと台車の間に隙間があるのが目立ちますが、概ね思い通り。
ホントは台車が透けると最高なんですが、こちらもまぁ止む無し。



先日製作したマッチ箱と共に
10年くらい前にIORI工房に1/80で焼いてとお願いしたキット
店主曰くIORI工房最古の16番車両とのことです(笑
当線では老体に鞭打って今なお現役です。





これがやってみたかった2両編成
津島軽便堂写真館さんの鉾田線
http://tsushima-keibendo.a.la9.jp/kantou/hokota1.html
キハ41004とキハ42202の編成。どちらも短くなって再現できました。

模型のキハ40000もペーパー製ですが中古で入手した他人の作品です。
関東鉄道にもキハ40000由来のキハ311という車両がいた(筑波線)みたいですが、この塗装の時代まで生き残っていたかは不明です。
なかなか古そうな感じですが、このユルい模型の雰囲気が好みです。
・・・出所不明の台車が走行中に分解してしまったり調子が悪いので、再整備が待たれます。
色合いがかなり異なるのはまぁ地方私鉄的退色の結果とご理解くださいw

ということで、ペーパースクラッチ初の気動車でした。
パンタグラフが無いので安価に製作可能と思いきや、台車を含め床下機器がなかなか厄介でした。
流線形も意外とカンタン。切妻型でも車体をキチっと作れる方なら楽しめると思います。

GMのクモヤ143

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実車はあまり知らないけど模型は少し気になってる、というのがいくつかあるのですが、これもその一つ
GMのクモヤ143キット。
自分は塗装済キット時代の人間ですが、こちらは未塗装。
塗装済キットは黄色い部分を別パーツとして塗装の便を図っていますが、これは全体が一体になっています。
よほど塗装が難しかったと見え、この製品を塗った作品は悉く・・・w
マァ、青の上から黄色を塗るのは難しいですし、黄色を塗ってから青を塗るにはマスキングが難しいですし・・・しかも当時は筆塗りかスプレーか、とにかく道具もありません。



たまたま中古で塗装済みのを1両入手したのでレストアしてみました。
案の定、筆塗り状態でそのままは厳しかったので塗装剥離。
シンナープールでキレイになりました。

冒頭の通り実車にあまり思い入れはありませんし、手を入れるにも今では良い製品が他にあるので、なるべく手を加えずに再生することとします。



ボディーは塗り分け線のモールドを削った程度
古い製品ですがなかなか良く出来ていると思います。
ライトにレンズを入れると更に良くなるハズ。





動力も付いていた古い文鎮動力そのまま
ほぼ未使用と見えて調子よく走ってくれます。片側のカプラー受けがカットされていたため、鉄コレパーツとKATOカプラーで再生。
スカートは123系用を台車側に取り付けてアゴが外れる仕様にw





塗装はエアブラシで黄色→屋根→青の順に塗装
軽くスミ入れして半光沢コートしています。
荷物扉部分の銀色が多少荒れてしまいましたが、まぁ及第点とは思います。
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