関水金属最初のNゲージ
・・・初の日本型Nゲージなわけですが
何度も何度も再生産されているロングセラー製品です。
実物は昭和2年から製造された国鉄初の半鋼製客車であるオハ31の合造車
・・・両数も少なく地味な存在で、模型の方が有名な車両の一つでしょう(笑
以前入手していた中古品を手直ししてみました。
この製品は妻面がオハ31と共通の貫通扉なし、尾灯なしの仕様ですが、実際は車掌室付きのためこれらは付いていたようです。
という訳で、GMのキットから客車の客扉とキニ05の尾灯を移植しました。
扉の下の方を削りすぎてますが気にしないw
車体は全体にGMのぶどう色2号を塗装
末期の姿を作ろうと思います。
全体を茶色にしたら幌をジャーマングレーで塗装
そのあとクレオスのウェザリングカラー、マルチブラックでウォッシング
彫の深い扉周りやリベットの周辺を濃いめで色挿し、全体に薄めに塗りたくりますw
この製品はリベットなどの彫が深いのでかなり適当でも良い感じになります。
そのあとインレタを入れ、全体に艶消しを吹いて完成。
内装もちょっとだけ表現。
座席に関しては、背もたれ部は実際は板なので茶色が正しく、そうするとほとんど効果が無いので省略した方がいいかも(汗
デッキ・荷室・客室などの仕切りは効果大です。
窓貼り前の仮組み
床板はいさみやのカラープライマー黒、屋根はガイアのジャーマングレーです。
床板は両面テープ固定にし、屋根はツメを車体側に作って嵌め込み式で固定しました。
・・・この中古品は窓パーツが汚損していて使えなかったので苦肉の策・・・
窓はGMの物を使い、トイレの擦りガラスはメンディングテープを窓セルに貼って半透明としました。
という具合でレストア完了。
中古なら1両500円程度で入手できるお手頃な製品。
半世紀前の製品ですが、現行の製品と並べてもそれほど遜色ない仕上がりです。