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Channel: 工場長の製作日誌
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江ノ電1000をつくる その1

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日車標準型のパテがヒケないように暫く放置(汗
・・・の合間に以前入手した江ノ電1000のレストアを。


ロコモデルのキットを組んだものをネットで仕入れたのですが、予想以上に程度が悪く放置していたものです。
・・・前部が損壊していたり、塗装がひび割れていたりするので車体の利用は断念!
紙から新造することとしました。



前面の構造を確かめるためにモックアップを作製。
大きいカーブの付いた四隅と3つの平面で構成される前面は側面から曲げてきた脇と、別板の真ん中の部材で構成することにしました。



上田同様、図面を貼り付けて切り抜き。
窓のRは穴あけパンチを使用してみました。
・・・位置決めが結構面倒ですし、仕上がりがそこまでキレイではないので、やはり彫刻刀が一番かなと。
そうは言っても窓が少ないので旧型車に比べるととても楽でした。
それから、今回はペーパールーフに挑戦です。





あんまり上手く行く気がしなかった屋根の曲げですが・・・
屋根肩部を100円ショップで売っていたネイルアート用の棒?で筋を入れ、定規で肩を曲げて真ん中を緩く曲げた後に切り出しておいた治具を使ったりしてカタチを出します。
そのあと裏に瞬着をゴテゴテに塗って固めると何とかそれらしくなりました。

いつもと違い、事前に紙にラッカー塗料を塗布しなかったため瞬着が良く染み込んでくれたのが良かったのかもしれません。(そのため接着には木工ボンドと瞬着を使用しています)




続いて床下。
・・・既存の床板が結構反っていることが判明したため、こちらも新製することにw





プラ板を使って床板を作製しました。
動力にはアルパワーを使用。
・・・台車は実物と全然違うのですが、割り切って元のを流用しました。





ちなみに床板の固定はこんな感じ。



ここまで来るとなんだかワクワクしてきますね。




一番心配だったオデコの表現。
アロンアルファを染み込ませ、裏に黒い瞬着を盛り付けて削ってみました。
少し削って毛羽立ちが生じたらまたアロンアルファを塗る事の繰り返し・・・意外とイケます(笑

(つづく

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