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Channel: 工場長の製作日誌
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甲府モデルの16番貨車を組む

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なにか簡単に作れそうな手持ちキットを・・・ということで、甲府モデル(パンケーキコンテナ)さんの16番貨車に着手しました。
・・・テ1200?なんて知っている方が珍しいと思いますが、戦後に国鉄が製造した小型の貨車です。
12トンというと、戦前の貨車と同じようなサイズなので、パッと見私鉄の貨車にも見えるかなという算段です。
・・・でも二段リンクなんですけどね。

キットの構成は床板になる厚紙と主にボディーの薄紙2枚の3枚構成。
パーツも少なくすぐに作れそうです。

基本的に説明書通りに作りますが、ボディー側板は内板を貼る前に屋根に曲げ癖を付けると良さそうです。
接着は大面積の部分は木工ボンド、仕上げにアロンアルファを使用しました。

このメーカーのキットの紙は他のメーカーの物に比べて兎に角染み込みやすいので、アロンアルファでガチガチに固定してしまうのが確実と思われます。






軸受は三枚貼り重ねてから床板に差し込む構成ですが、床板も何枚も重ねたモノなので、その通り組むと中々奥まで差し込めないことが予想されました。
ここが精確でないと軸がぶれて走行が残念な感じになってしまうので、3枚張り合わせるのは差し込んだ後にし、最初に左右のパーツを確実に挿入、後から真ん中に入るスペーサーのようなパーツを叩き込んで仕上げました。



床板はこんな感じ。全部キットのパーツです。
転がりもまずまず。軸部分を事前に浚っておけばもっと良かったかも知れません・・・
ブレーキとステップについては、取付方法を少しアレンジしています。



ボディーは扉などを付ける前にサフ吹き
表面がザラザラしているので、兎に角磨きます。
500番のサフを吹いて800~1000のヤスリで整形。
この時に屋根裏の溝が表面に現れた凹凸もキレイに消します。

だいたいキレイになったら扉等を取付け



側柱などはプラの帯材を使ってアングル状にしてみました。



そんな感じで1両完成。
ほぼキットのパーツでここまでできます。
昔のブリキの貨車よりかなり実感的、これはお得なキット?
塗装はオイオイやっていきます(汗
(工作時間約4時間)

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