以前2軸客車を作った際に調子付いて手を付けた木造電車がようやく完成です。
キットはIORI工房のモハ1私鉄譲渡仕様
現行のアクリル素材の屋根が付く前の旧製品?時代のもの
2扉化された大井川鉄道モハ301がモデルです。
組立はいつも通りサフ+流し込み接着剤
補強にアロンアルファです。
屋根は曲げ加工が必要で、2重屋根部分も紙で表現します。
ペーパー工作に慣れていればまぁまぁに仕上げる事が出来ると思いますが、ちょっと難しい加工です。
アロンアルファで固め、タミヤパテを盛ったり削ったり・・・
地味な作業です。
・・・ここでパテを盛ったまま、力尽きて暫く放置していましたw
このまま放置していても仕方がないので再開。
最後に普通のグレーサフを全体に吹いた状態です。
ベンチレータは放置している内に紛失wしてしまったため、GMの半ガラが付いています。
ちょっと悩みましたが、大井川を作っても相方がおらず中途半端になってしまうので自由形としました。
我が社には電動車ばかりなので、電装品を譲りクハorサハ化された晩年の姿を製作します。
床板はキットの物を使用し、床下機器はGM、台車は鉄コレです。
キットのままだとボルスタが緩すぎるため鉄コレ床板からボルスタ受けの部分だけを移植しました。
トラス棒が表現できるのがgoodです
・・・ただし台車に干渉したので、台車を思い切ってカットしています。
よく見なければ分からないのでOK
床板はダイソーのマットブラックで塗装しました。
ボディーも缶スプレーで我が社の標準色、クリームと赤のツートンにして完成。
戦後に初の大型車として入線、2扉化、テンプラ化を経て電装品を新型車に譲り最後の活躍中といった雰囲気にしてみました。
前面に木造省電らしさを残す好ましい電車が完成しました。