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Channel: 工場長の製作日誌
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最近の色々

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模型はまぁボチボチ好きに作っております。



ジャンクの流電を



実物では回避された通勤改造してみました。
ナンバーはクモハ52006としています。
実車は終戦直前に焼失、工場へ搬送されたものの復旧されずそのまま廃車になっています。
・・・もしも復旧されていたらというウソ電です。




また縁があり地面のベースを入手したので、林鉄ジオラマを製作すべく建物を作り出しました。
初めてのSTウッドです。

こちらはまたの機会に紹介します。




この週末は十数年ぶりのホビカトへ

http://powerele.sblo.jp/article/186500045.html

オープンサウンドデータミーティング併設の地方私鉄ミーティングへ出展



16番模型を並べさせていただきました。
お世話になった皆様ありがとうございました。


最後の〆に大先輩と乾杯
早いものでもう10年位のお付き合いになります。

・・・志向が極めて近いので、毎回話が盛り上がりますw

初?でもないケド競作というハナシも。
楽しみがまた一つ増えました。

コンテナ電車をつくる その1

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忙しいんだか、ボ~ッとしてるんだか・・・
あっという間に日々が過ぎて行きます。

・・・先回記事の最後の写真を付け忘れているのに今更気づいたりw
単に注意力散漫か?


上京していつもの買い回り。
ちょっと気になっていたキットが手に入りました。
巡り合わせとは不思議なもんで、ずっと欲しいと思っていると不意に手に入ったりします。



プレイテクノスさんの旧国シリーズの中からクモヤ22
新幹線コンテナ輸送に向けた試験用の車両です。

窓が殆どないのでイチから作っても良いのですが、まぁそこまででもないって時、カット済のキットは助かりますw

木工ボンドで張り合わせ、アロンアルファを染み込ませて固めます。
アロンアルファ用の細いノズルが重宝します。
・・・しかし新しい容器になってからこれが使いにくくて仕方ない。
(写真のは針を刺して開封、収納する旧容器)
なんか良いものあるかなぁ?



屋根にはヤマ模型の屋根板を。
ただし薄い物が無かったので下部を凹ませて低屋根化しました。
ライト部分も溝を掘ってクリア
・・・彫刻刀久しぶりに使ったケド、切れ味イマイチでやはりちょっと怖い。



妻板を屋根に合わせてカット。
ここから整形して行きます。

台湾 阿里山森林鉄道に行ったはなし その1

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突然ですが台湾に行ってきました。
一度乗ってみたかった阿里山森林鉄道

中国語ほぼ分からずで初の海外でしたが無事帰還・・・w
事前情報というのは大事で、観光ガイドの他に個人のブログ等が非常に参考になったので、ここに少し詳しく記します。

※※ 行く前に ※※
事前に買える切符等は買っていくのをお勧めします。
阿里山森林鉄道の切符はネットで購入、事前に決済しておきました。
また新幹線の切符も外国人向けの安い切符が旅行サイトに有ったので同じく購入。
どちらも印刷した紙を現地の窓口で渡して切符と引き換えます。



現在林鉄本線は阿里山駅まで走っておらず、途中の十字路止まり。
阿里山へ行くには途中の奮起湖からバスに乗ります。
朝に北門車庫を見たかったので最終の上り列車(3列車阿里山号)を予約しました。
・・・ちなみに朝一番の中興号は自由席なので、現地で購入するよりありません。
と言っても窓口でも行き先と少しの英語等があれば普通に購入できるようです。


いよいよ現地へ向かいます。

今回台北(桃園空港)から向かったため、MRT→新幹線→BRTと乗り継いで台鐵嘉義駅へ向かいました。
MRTと新幹線は自動券売機で切符が購入可能で、日本の自動券売機が扱えれば購入できるはずです。

新幹線の高鐵嘉義駅と在来線の台鐵嘉義駅はかなり離れているので、連絡バス(BRT)が出ています。
高鐵の切符を見せればタダで乗れます。
・・・帰りはどうするのか?というと、「ハウマッチ?」と言ったらなんでかわかりませんがやはりタダで乗れましたw



という事で桃園空港から3時間近くかけて台鐵嘉義駅に到着。
裏口にバスは到着します。
やはり日本の国鉄駅に非常に近い、懐かしい感じがします。

ココの窓口で林鉄の切符を引き換えました。
全ての台鐵駅の窓口で引き換えできるようです。
南側に跨線橋があるので、中心市街地のある反対側へ。
台鐵の列車と初対面でしたが、みんな電車でした。

既に夜なので、駅前に投宿。
ホテルも事前にネットで予約・決済しておくと非常にスムースです。
・・・便利な時代だナァ~

明日はいよいよ阿里山へ向かいます。

(つづく)

台湾 阿里山森林鉄道に行ったはなし その2

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今日はいよいよ阿里山へ登ります。

その前に早朝の嘉義を散歩





早朝で人がいませんが日本の地方都市よりかなり活気があるように見えました。
十数年前はオート三輪などいたようですが、今や影もなく・・・オートバイが凄い多いですw





こんなインスタ映え?するスポット(森林之歌)なんかもあり結構オシャレだったりもします。




そしてこれが北門車庫
昔は公開されていなかったようですが、一部が公園として開放されています。
「地球を歩く」では8時から営業とあったのですが、私が行ったときは6時くらいには既に開いていて、中で体操や散歩をする市民が見られました。
・・・門の無い入り口もあり、もしかすると終日中に入れるのかもしれません。

中にはシェイ式機関車や一部で有名?な中興号も保存されていますが、詳しくは別の回に。



こちらは現在の中興号
早朝に北門車庫の見学ができたので、コレで山に登っても良かったカモ・・・汗


そしていよいよ北門駅から森林鉄道に乗車



しばらく農村風景の中を走ります。
・・・でも作物はパイナップルやバナナ、お茶など。周りにはヤシの木が生えており、日本とは明らかに異なる風景です。写真の謎の作物はおそらくドラゴンフルーツ。
ちなみに嘉義には北回帰線が通り、熱帯と亜熱帯の境なんだそうです。



列車はだんだん山奥へ
というか想像よりずっと勾配がきつく、急激に高度を上げて行きます。



途中独立山駅付近はこんなループになっているとのこと。
現地ではよく分かりませんでしたw

そういう訳で奮起湖へ到着。
ここにも車庫があり、2両のシェイと保線車両が保存されていました。



奮起湖名物の奮起湖弁当
ワイルドな感じでおいしい。


ここから阿里山まではバスに乗ります。
駅前通り?の階段を下りて駐車場に続く道を登り、駐車場にやって来たそれらしいバスに乗車w
狭い駐車場に観光バスがたくさん停まっておりどこから発車するのか分かりにくいです・・・

そういう具合で阿里山国家風景区の入り口へ
中に入るには150元かかります。
(バス以外で来た場合は200元らしい)



ホテルから見た阿里山の夕暮れ。明日はご来光を見るのですが雲行きが怪しいw

次回は阿里山駅周辺のおはなし  

つづく

台湾 阿里山森林鉄道に行ったはなし その3

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さて、阿里山の自然公園内には現在3種類の列車が走っています。

1つは祝山線



阿里山でご来光を見るのが非常に人気のようで、夜明け前に阿里山駅~祝山駅を運行します。
前日に切符が売り出されるので、事前に切符を入手することはできないようです。往復150元。

大勢乗るので、客車4両の列車が3列車続行運転で祝山駅へ登ります。



行った時は霧の中でご来光は見られず・・・でもこんなに混んでいますw
前日に切符を買ってしまうので当日天気が悪いので最初からヤメタって人は少ないのかもしれません。


他の2種類は日中に阿里山駅~沼平駅と、阿里山駅~神木駅を往復する列車。



沼平駅は祝山線の途中駅で、結構広い構内。
シェイが1両と客車(現役?)が何両か置いてありました。



神木線の方ですが、こちらはどうも運休中の十字路~阿里山の区間内。
神木駅はスイッチバックになっていて、使われていない下へ降りていくのが十字路方面の路線の模様。



この先の区間なのか不明ですが、ホテルからこんな感じの大崩壊が見えました(汗



公園内は樹齢1000~2000!年の檜の大木がたくさん生えており、トレッキングのお客を乗せるため、この2路線は30分~1時間ヘッドで日中往復しています。


今回は到着後トレッキングを楽しんで一泊し、翌朝祝山へ行く行程とし、祝山から戻ってきてすぐ嘉義行きのバスで下山しました。
阿里山→台鐵嘉義→高鐵嘉義ゆきのバスが便利です。
・・・ちなみに台北から直行するバスもあるようです。
この切符は公園入口のセブンイレブンで購入できます。(事前購入不可)

再び嘉義の町に戻り、



なにかのお祭りを通り抜けてまた北門駅へ



北門駅前には日本時代の建物を活用したお店?檜意森活村があります。
どうやら林業関係者の宿舎跡の模様。



これは「営林クラブ」とのこと。オシャレな洋館風です。


林鉄は朝3列車が山に登って行き、午後3列車が山から下りてくるという運行で、日中線路が余るためか嘉義から北門まで「檜木列車」を1時間ヘッドで運行しています。



こんな感じの木造客車(復元)が使われていますが普通のDL牽引で、片道100元とぶっちゃけかなり高額なのであまり乗る人はいないようですw

これで台鐵嘉義駅へ戻り、バス(BRT)で高鐵駅へ向かったのでした。





嘉義駅の端っこのホームから出る林鉄と何やら古そうな給水塔


次回はおまちかね?見かけた車両紹介。  つづく

台湾 阿里山森林鉄道に行ったはなし その4

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誰も待ってないかもしれない車両紹介



早朝の北門車庫。
先に書いたように一部が「阿里山森林鉄路車庫園区」として開放されており、古い車両が展示されています。
でも公園の部分と現役の車庫、本線の区分けは極めてテキトー・・・
一昔前の日本の地方私鉄の車庫のような感じですね。



こんな感じで現役の車両も間近に見ることが出来ます。
※車庫前などには立入禁止の看板があるので立入りはやめましょう。



唯一走りそうな状態で置かれているシェイ式のSL
シェイはこれの他に展示スペースに2両、見える所に1両、庫内に1両以上は確認できました。
他にも奮起湖に2両、沼山駅に1両、姿は見えなかったのですが走れる状態?の31号があるはず。
・・・意外とたくさんあってびっくりです。



こちらは展示なのか放置なのかよくわからないwロッド式DLと新しめの客車。
DLは違いがよく分からないのですが、ロッド式とそうでないものがあり、阿里山周辺ではロッド式がメインに使われていました。
阿里山線は普通のタイプが主力のようです。



客車は現行のも含めすべてこんな古めかしい台車です。
・・・廃車流用でしょうか?ちなみに貨車はアーチバー台車がほとんどで、イコライザ式は1両だけ見かけました。



こちらは貴賓車につながって保存されているシェイ
どの車両も手入れはまぁ良さそうでなにより。



この檜木客車は貴賓車をモデルに作られたようで、内装は不明ですが外観は昔の木造車そのものでよく出来ていると思います。





三菱製のC型DL
何故か「地球の歩き方」にはシェイじゃなくてこちらの写真が載っていますw



これはドイツ製のDL
確かにどことなく欧州風です。下回りにカバーが付いているので、模型化するには丁度よさそう・・・



阿里山版トイレ客車は本物の客車をトイレに改造
台車もついたままです。よく見ると右の入り口はわざわざ新設していたり、結構凝った作りです。
同型?のバス窓の客車は竹崎駅構内にも何両か放置されていましたが、もう使う事は無いようです。





みんな大好き?中興号のディーゼルカー
フロントグリルとロッド式の台車が大特徴ですね。
・・・自分はこれが一番見たかったので満足。



ちなみに2両は展示スペースに綺麗な状態で展示されていますが、フェンス内のヤードにもう2両確認できました。
こちらは相当ボロボロの状態で、1両は錆止めが塗られたりしていますがもう1両は完全放置状態です。



怪しげなクレーンもフェンスの中に確認できました。



展示車両の中で一番小さいのがKATOの7トン機
ボンネットの巾が広く改造されており、大きくイメージが異なります。
これはこれでカワイイ感じです。






奮起湖車庫には2両のシェイと巡道車と書かれたモーターカーが置いてあります。
ここは降りる人が殆ど立ち寄るようで、列車が着くとめっちゃ混みますw

最後に貨車



かなり見かけたのがこのフラットカー
アオリ戸の付いたのとそうでないのが有ります。









前から気になっていたトフのような何か
ナンバーは「平守6***」となっています(他は側戸のあるなし関係なく「平甲6***」)
手作りのようで窓のタイプがまちまちです。
作るのは簡単そうw

オマケ



何台も見かけたモーターカー
チェーン駆動のようです。

京成青電のキットを組む その1

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季節は急速に秋?
台風がほぼ毎週やってきますね。



さて、モデルアイコンの青電のプラキット
発売時はいろいろと話題になりましたが、いまさら手を付けようかなと。
新品で買ったり、中古でやってきたり・・・3箱あります(汗

鉄コレで青電は発売されたことだし、普通に作っては面白くありませんのでw
オーソドックスな改造?の新京成300をとりあえず1本つくろうかなと。



今回切接ぎに使ったのはウェーブのレザーソーとガイドボックス
これなら何カ所もある切接ぎをサクサク出来るかなと。
・・・使ってみた感じ、Nだと刃が太すぎるかなと(t=0.4mm)
鋸の刃は左右に振れているので、これはガイドボックスに当たったり邪魔なので、
目立てヤスリで削ってしまいました。
後はガイドボックスの溝が刃に対して大きいので一応慎重にカットしないとブレます。
まぁ当然と言えば当然ですが。



作業は乗務員室後ろの窓を削除し、連結面側の扉を左右の側板で交換し、戸袋位置を変更します。



ガイドに乗せてサクサク切断できました。
・・・ただし、窓柱位置で切り継ぐ場合、最初から正確な位置で切断はムリなので、
切断後にヤスリで調整・整形して接着します。
なので、切断の段階でそこまでの精度は不要?とか思ってしまいました(汗

まぁ、位置決めにそこまで神経質にならなくても垂直が出るので便利な道具です。

甲府モデルの16番貨車を組む

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なにか簡単に作れそうな手持ちキットを・・・ということで、甲府モデル(パンケーキコンテナ)さんの16番貨車に着手しました。
・・・テ1200?なんて知っている方が珍しいと思いますが、戦後に国鉄が製造した小型の貨車です。
12トンというと、戦前の貨車と同じようなサイズなので、パッと見私鉄の貨車にも見えるかなという算段です。
・・・でも二段リンクなんですけどね。

キットの構成は床板になる厚紙と主にボディーの薄紙2枚の3枚構成。
パーツも少なくすぐに作れそうです。

基本的に説明書通りに作りますが、ボディー側板は内板を貼る前に屋根に曲げ癖を付けると良さそうです。
接着は大面積の部分は木工ボンド、仕上げにアロンアルファを使用しました。

このメーカーのキットの紙は他のメーカーの物に比べて兎に角染み込みやすいので、アロンアルファでガチガチに固定してしまうのが確実と思われます。






軸受は三枚貼り重ねてから床板に差し込む構成ですが、床板も何枚も重ねたモノなので、その通り組むと中々奥まで差し込めないことが予想されました。
ここが精確でないと軸がぶれて走行が残念な感じになってしまうので、3枚張り合わせるのは差し込んだ後にし、最初に左右のパーツを確実に挿入、後から真ん中に入るスペーサーのようなパーツを叩き込んで仕上げました。



床板はこんな感じ。全部キットのパーツです。
転がりもまずまず。軸部分を事前に浚っておけばもっと良かったかも知れません・・・
ブレーキとステップについては、取付方法を少しアレンジしています。



ボディーは扉などを付ける前にサフ吹き
表面がザラザラしているので、兎に角磨きます。
500番のサフを吹いて800~1000のヤスリで整形。
この時に屋根裏の溝が表面に現れた凹凸もキレイに消します。

だいたいキレイになったら扉等を取付け



側柱などはプラの帯材を使ってアングル状にしてみました。



そんな感じで1両完成。
ほぼキットのパーツでここまでできます。
昔のブリキの貨車よりかなり実感的、これはお得なキット?
塗装はオイオイやっていきます(汗
(工作時間約4時間)

日鉄自タイプの16番電車を作る

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千曲川流域はものすごい事になっており、自然の力、人間の無力さを感じます。
なんといっても「千に曲がる川」ですから。
それでも治水の努力は絶え間なく続きます。

最近は自然保護だの何だと言いますが、根源的に人間は自然を利用しているのです。
自然を克服してきた結果、現在の社会があると思っています。


さて、
空き箱で作る電車3作目がようやく記事に出来る程度になりました。



今回はこれ。
皆さんご存知?の銚子電鉄501。
詳しい説明は他に任せます。
日本鉄道自動車というマイナーなメーカーの作ですが、スタイルよく纏まっています。
元上田交通の12m級電車です。
上田時代(モハ2320)を作り、先作の3130と組んでみたいな・・・などという企みです。



人気のある電車ですので、ネット上や雑誌にいくつか図面があります。
TMSに載っていた図面を参考に、窓天地寸法などを直して作図しました。
いつも通り空き箱に図面を貼り付けてカット



今回の車両は四隅のRがきつめに思いますので、前面と側面は一体とし、乗務員扉後ろで接合する構造にしました。
・・・初めての工法なのでドキドキです。
12m車なので、長さも問題なく取れました。



内板を接着。
ドア下の板などもありますので、腰部分は更にもう一枚重ねて3枚重ねです。
接着は木工ボンド。アロンアルファで後から補強します。




ボールペンなどで屋根に溝を付けて慎重に屋根を曲げます。
幅は33ミリ。
・・・ホントは32ミリにしたかったのですが、あまりに屋根が厚くなりすぎるので・・・



・・・なんか似ていない?どっちかというと運輸省規格型?
ということで、ここで設計ミスが発覚w
前面の丸みを気にしすぎたため、屋根と前面の設計長さを取り過ぎました。

ということで、新たに設計を直して作り直し、
を開始したのですが、まぁコレも勿体ないなという事でそのまま作る事にしました。
・・・設計し直した物は後追いで真打ちということになります。
という訳で、こちらは銚子の501、真打ちは上田2321となる予定です。
・・・近江時代?は誰か任せますw




オデコ部分は木造ですが、予定より厚くなってしまったので適当な板が無く、ジャンク品で持っていた小高模型のサロ581?から持ってきました。
ここまで壊れていると直すのも大変ですし、サロだけあっても仕方ないし・・・

適当な大きさにカットして貼る訳ですが、整形はイチからヤスると非常に時間がかかるので、出来る限りカッターで適当なサイズにしてしまうのが吉です。



貼ってから力を入れてカッターを使うと確実に壊れるので、カッターで削ってから車体に接合します。





あとは80番のヤスリで整形。
マスクをしてカメラのブロワーで吹きながら作業すると比較的快適です。
削りすぎた所や接合部はポリパテで埋めます。

(つづく)

日鉄自タイプの16番電車を作る その2

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前回の続き
一気に進めていきます。

やはり模型には旬というのがあるような気がします。
キットも買ってすぐは「作りたい!」と思うものですが、一度仕舞ってしまうと中々・・・
でも、不思議と作りたくなる時がまた来ます。
・・・まだ来ないのも沢山ありますがねw



屋根には500番の缶サフ、溶きパテを厚めに塗って整形します。
側面に塗ってしまうと削るのが面倒なのでマスキングしています。

車体の整形に合わせて床板を作製
幅はちょうど3センチ、3mm厚の木製です。



動力はストックのアルパワーを採用。
台車は日光、非動力のボルスタも日光製です。



車体には3mm角棒を裾に貼って床板を支えます。
あとはネジ止めの為の板をこれに渡します。



旧作と並べて高さを確認。
床板が付くと電車っぽくなり、モチベーションも上がりますね。

車体もツルツルになった所で細かいディテール工作に・・・



紙でシルヘッダーを、とかいつも思うのですが、切り出したり貼ったり面倒そうなので
いつも通りエバーグリーンのプラ帯材になります。

緑キャップのタミヤセメントで十分接着できます。


(つづく)

コンテナ電車をつくる その2

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晩秋の木曽(開田高原)

さて、ボディーがだいたい形になったクモヤ22
次は動力です。

見ての通り車体の殆どの部分がフラットになっているので例えばインサイドギヤなどは当たり前ですが使えません
・・・使う気はないですが(笑

パワトラも実は台車の上にやや出っ張っていて、使ったことがある方は当然ご存知ですが、床板を底上げなり穴を開けるなりせねば収まりません。

そこで今回のクモヤ22を見ると、パワトラでもギリギリ収まるかな?というような感じです。
・・・結果論からいうと、パワトラを使用することは可能でした。
ただし、付属のベロでそのまま取り付けができるかは不明です。

今回パワトラの固定方法で悩んでしまったので、ちょっと気になっていたいさみやの吊掛モーターを試してみました。



こいつです。
これなら台車内に完全に収まるので、T台車と同じように取り付けが可能で簡単に思えました。

製品の内容はモーターとギヤ付きの車軸
日光のDT11に組み込みました。



台車への取付はまぁ難しくはないです。
説明書にあった、梁に真鍮線をハンダ付けし、それにモータを引掛けました。

集電は完全にユーザー任せで、私の場合はアルモデルのT台車用集電板を加工して取付けました。
・・・そのままでは非モーター側の1軸集電でマトモに走らないので、T台車からも集電するようにします。



床板は省略し、台車部分に2mm厚のアクリル板で梁を作り、ここに台車を取り付けました。



この手の工作は慣れていないのでマァ不器用工作ですが、なんとか走りました。
・・・ホントは2モーターにした方が良いと思いますが経済面で見送りましたw




まだまだ工作は続きます。

日鉄自タイプの16番電車を作る その3(完成)

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南信某所で開かれた運転会へお邪魔しました。
県内でこの規模は中々・・・というか唯一と思います。誠に有り難い限りです。
今回はジオラマも持込んでいただき、私の小型車も入線が叶いました。


さて、製作中の銚子電鉄501、いよいよ屋根の工作です。



以前から温めていたつぼみ堂のパンタを使います。
・・・ただ持っていても仕方ないですからね。
この位のクオリティで良いので、廉価版があればいいのですが(汗



今回は前照灯と尾灯にアルモデル製品を採用しました。
・・・レンズはいつも通りUVレジンで作製するので無くても問題なしですが、尾灯は少し大きすぎる感じです。



ランボードと避雷器はプラ材で自作、ベンチレータはGM旧客のパーツを2/3使って半ガラにしています。
・・・ちなみにパンタは上田時代は写真のように4つの台座の上に載っていますが、銚子時代の写真をみると、レール方向に渡した2本の板の上に載っています。
(この後気づいて修正)



前作にプラスワンしようと、江ノ電では省略した配管も0.3mm真鍮線で再現。
アルモデル製のタイフォンへつながる配管が表現したかったポイントです。

なお、床下機器にもアルモデルのパーツを使用しました。
お手軽に表現にするには安価でgoodです。

・・・という事で塗装
GMカラーの西武の赤とベージュです。
銚子の旧塗装としてはやや暗いようです。混色しなければこれが一番近似でしょうか?





屋根はGMのダークグレーとクレオスのジャーマングレー、床下はいさみやのカラープライマー黒です。



表現したかったタイフォンは薄め液を付けた筆で塗料を拭き取り、地金の色を出しました。
いつも通り軽くウェザリング、艶消し仕上げです。






早速運転会にお邪魔し、とてもよく似合う雰囲気の良いジオラマに入線しました。
好評をいただき素直に嬉しいし、次作へのモチベーションも高まります。

走行はというと、正直イマイチw
T台車からの集電の配線が間に合わなかったのですが、やはり1台車集電が難でした。
早速追加工事が発生です(汗

完成品に無い、キットだとウン万円・・・
という車両も、スクラッチなら1万円以下で入手することが出来ます。

上手くキレイに作れない!という悩みは多分一生尽きませんので、とにかく仕上げてしまうのがコツですw
とはいえ、例えば流電52を紙で!と思っても42系が満足に作れないようでは恐らく満足のいく作品は作れませんので、とにかく作りたいモノを!とも言えないのですが・・・

GM板キットの名鉄5500

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冬は日なたで空を眺めるのが好きです。(朝日村)

さて、ペーパースクラッチが完成してひと休み
簡単に作れそうなものを・・・

GMカスタムキットの名鉄5500に手を付けました。



かなり懐かしい部類に入るキットですが、最近再生産されました。
側窓の高さなど気にしなければ富山地鉄なども作れるキットです。
・・・しかしステッカーが無くなってしまったのが痛いですね。
説明書きには「ステッカー(各自制作)」とありますが、流石に無茶でしょw

今回は普通に名鉄5500を製作します。
屋根の雨樋がかなり甘かったり、前面との接合がイマイチなので全部削り、ランナー伸ばし棒で新規に製作しました。



クーラーパーツは台座が無いしモールドも甘いのでトミックス製のを使用します。
・・・ベンチレータも交換したいのですが手持ちがなく・・・




いきなり塗装後へw
このキットは前面の表情が好きなんですよね。

全体に白を吹いた後にGMの西武レッドを塗装しました。
屋上機器は銀で塗り、塗装後にエポキシ系接着剤で貼付け
・・・脚が無くいくつか曲がってしまいました(汗





ウェザリングはタミヤの墨入れ塗料
トップコートの半光沢を吹いて仕上げました。
丸っこい車体と屋上機器のゴチャゴチャした感じが特徴です。


・・・ところで、このキットを普通に組むと
「クーラーが7個の2連」
が完成するんですが、実はこの編成は実在しないんですよね。
クーラーが7個の1次車と8個の2次車があり、1次車はみんな4連のようですorz

ということで、急きょ中間車を作る事にしましたw



中間車をこのキットから作ろうとすると妻板が足りず、4両分から2両作る事になり不経済ですが、たまたまジャンク品を持っていたので2両分のキット+ジャンク品で中間車2両を生み出せそうです。



という事で、お気軽工作はまだ暫く続き、お気楽に疑問符が付いてきました。

あけましておめでとうございます

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読者の皆様 あけましておめでとうございます
既に明けてだいぶ経ってしまいましたが・・・
皆様にとって良い年でありますように祈念します。

このブログももうすぐ開設から6年のようです。



現在の机の上はこんな感じ
昨年から引き続きGMキットを弄っています。

もうじき完成だから次は・・・とか考えていますが、まだちょっとかかりそうです。

昨年は16番に手を入れた一年でした。
今年はまたナローかな?気ままにやりたいと思います(汗

今年は月に3回くらいは更新したいかなと思いますが、
内容が無いようでは仕方ありませんし、難しい所ですね。

あまり短く切ってしまえばツイッターと同じだし、
長く溜めておくと、記事が雑になりがち?
ここら辺は完全にセンスですね…
最近は文章力も落ちてきた気がします。
ヤハリ色々書かねば…

GM板キットの名鉄5500 完成

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年末から作っていたGMキットの名鉄5500
3袋あったのでみんな消化、という事で6両編成が完成です。



下回りの部品取りで入手して死蔵していたジャンク車体から側面窓と貫通面を持ってきた中間車
・・・久しぶりの真面目な改造?でした
雨樋を作り直したこともあり、加工はそんなに難しくありません。
切接ぎ加工のキモは接合面をピッタリ合わせること。
接着時にパーツ同士を押し付ける様にするとヒケも少なく出来そうです。



4連の他に、5200の2連も作製しました。
・・・5500は屋根の部品が大変なので(笑
本来屋根部分の断面が違うため、嵩上げの必要がありますが今回は軽加工のためそのままにしています。
モニタルーフのパーツは長さがたりない(5000用?)ので、少し延長しています。
塗装はモニタ部分だけ濃いめのグレーとしてアクセントを付けました。
http://www.kanorail.com/meitetsu/meitetsu.htm
こちらのカッコいい写真を参考にしましたが、もうちょっと濃淡を付けても良かったカモ。



こんな感じでお手軽に名鉄電車が出来上がり。
「高速 新岐阜」としました。
・・・高速とは特急の停車駅で自由席という名鉄独自種別だそうです。
なんとなく響きが好きです。

キット指定以外のパーツは
・トミックスのクーラー
・クロポのアンテナ・屋上機器
・真鍮線で作った貫通扉脇の手すり
・鉄コレ動力
です。アーノルドカプラーは様式美?w

塗装はGMの西武レッド
この塗料は結構好きな色なのですが、隠ぺい力が弱い(赤全般だが)のでエアブラシで塗装する場合ムラに注意が必要です。
・・・太陽光下では問題無いように見えても、室内でムラが明らかになりもう一回・・・などが生じました

まぁ実を言えば気に入らない箇所がいくつかあるのですが、完成してしまえば中々良いものです。
走らせれば多少のアラなんて分かりません。

レンタルレイアウトなどで完成品が走行しているのを眺めていて思うのは、ライトが付くのは良いナァと。
私の作品は走行重視という割には点灯機能が一切ないのがちょっと寂しいか?
・・・室内灯はチカチカしてしまうとみっともないし、煌々と窓が光っているのがリアルかというとチョットどうかなと思います。(あくまで個人の感想)
今後の研究課題ですね。



余談ですが、最近再生産されたキットはステッカーが変わっています。
名鉄の行き先はかなり充実したのですが、他のシールがなくなってしまい、富山地鉄のステッカーは「各自制作」
・・・さすがに無理があるのでは(汗
再生産されたこと自体がありがたいのですが、いろいろと世知辛い世の中だナァと思います。

ナローの自由形箱型DL(その1)

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先日 久しぶりの飯田の夜
南信の暖かな空気が恋しい・・・と言いたいところですが、今年はどこも暖かです(汗

さて、帰省の折に(いまさらw)実家で手持無沙汰だったので作製した自由形のDLです。



ご覧の通り、寸法は三重交通のアメリカンELそのまま
今回はペーパー工作でのリベット表現の模索という目的の工作です。
下回りに後述のバックマンC型DLを使うので、DLらしく?片側の側面には大きな穴を開けておきました。
東野のDCを意識していたりします。



工法は使い古されたもの
裏から画鋲で押し出しています。
やってみると真直ぐに打つは意外と難しいです。
後ろに目安となる線を書き、定規を当てて押していくとそれなりにキレイに打てます。
間隔は1mm弱が丁度良いようです。間隔は多少バラバラでもあまり目立ちません。



組立てるとこんな感じ。裏から瞬着を染み込ませて固めています。
仕上がりはまぁまぁです。




下回りは大昔のトミーのC型DL(のジャンク品)から流用。
埃まみれでしたが、清掃したところスムースに走り出しました。



車体は三重交通デ51(1/87)そのままですが、ちょうどいい寸法です。
屋根にタンクなど載せたいところですが、結構大ぶりなのでそのままにしようかな・・・


・・・つづく

IORI工房のキットを使ったクモハ11

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またまたGMキット
仙石線の17m国電を作りました。



今回利用したのはIORI工房のクモハ12040用エコノミーキット
片運のクモハ11に改造するのに使う側面の3Dパーツです。
いつの間にか出ていたので早速入手、勢いで製作しました。



加工は簡単
所定の位置で切り継ぎします。
パーツの精度はバッチリで、キレイに切接ぎが可能です。
・・・使用したタネ車がジャンク品だったので、その修正の方が時間がかかりました(笑
妻面は本来であれば運転台側のHゴム窓の修正等必要ですが、今回は尾灯を撤去したのみです。

前面はそのまま。テールライトのみレンズ化の為穴を開けます。
・・・クハ用の3Dパーツなどあれば色々バリエーションを楽しめる気がします。
リベット付きの車体の加工は大変なので(汗



そして塗装
GMの4番と、Mrカラーのシャインレッドを使用しました。
この朱色はお気に入りで、気動車色によく使っています。



仕上げにウェザリングカラーでキツ目に汚し、艶消しクリアをかけました。
イメージ通りかなり汚れた感じになりました。
ナンバーはほぼ同じ形態と思われるクモハ11115を付けています。



相方にはやはりジャンク箱で長く眠っていた鉄コレのクハ16を
行き先表示受けを取付け、尾灯のレンズ化をしたのみです。
クハニ19052とし、トイレ窓の曇りガラス化、運転台後ろの側窓に保護棒を取り付けています。
実車はベンチレータ位置が違うようですが、まぁ気にしないことに(汗

お手軽工作で渋い2連が完成しました。

加悦へ行く

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閉園がアナウンスされた加悦SL広場を訪問しました。



晩年の主役はかなりボロボロ
保存されている車両が多いので、維持は大変だったでしょう。



小型車は割と手入れが行き届いていました。
片ボギーのキハ101
前回訪問時は体験乗車が出来ました。



東洋レーヨンのポーター
解説等が一切なく知らなければ謎の車両・・・
加悦鉄道と直接関係ない車両も多数(というか半分以上?)展示されています。



ラッセル車の車内。
車内に立ち入ることが出来るのも大きな魅力でした。


これらの展示車両が今後どうなっていくのか気にかかる所です。

地面を作る(建物の製作)その1

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ツイッターをご覧の皆さんはご承知?かと思いますが、
いよいよ念願のジオラマ製作に取り掛かっています。
・・・構想自体は昨年の今頃からですが・・・汗

完成に至るか分からず、記事にするにも区切りに悩み続け、なかなかブログにはなりません。

ひとまず建築中の建物を

決して広くはないジオラマですが、建物はたったのひとつ
後はみんな森林の予定です。
テーマはやはり?森林鉄道。
遠山森林鉄道をイメージしています。
段々畑の合間、遠山の渓谷を走り抜ける姿
表現できるかなぁ

その途中にある駅
柿の島をイメージしていますが、技量・スペースの関係上、まったく違う物になっています(汗
建物の作製はほぼ初体験なので、すべて手さぐりです。



まず手始めに材料
定番?のSTウッドと角材を、STカラーで染めていきます。
「ボンドが付くと塗れないので、必ず貼る前に」
という約束のようです。



なお、タミヤの墨入れ塗料のダークブラウンでもいい具合に染まります。
今回こちらも多用しました。



STウッドには羽目板の目安が付いた厚紙が付属しており、
ここに図面を描いてSTウッドを貼っていけば思ったより簡単に作製できます。



窓は両面テープを裏に貼ったSTウッドを細切りにして透明シートに貼付けして製作。
・・・していたのですが、この数でも非常に大変だと気づき、エコーのレーザーカットの建具を多用しました。これも素材は紙ですが、STカラーで塗ればいい感じに馴染みます。





そんな感じで壁面を作って立体に
木曽林鉄の駅?事務所?を小さくした感じにしました。



ジオラマに付けるパワーパックが照明対応なので?
せっかくという事で、チップLEDを天井に仕込んで電飾化



内装も簡単に作製しました。
電飾の配線は押入れ部分を通ります。
事務室部分には簡単に机など置いておきたいものです。



扉の無い方の妻板は殺風景なので木曽で撮ってきた営林署の安全啓発看板?を縮小印刷して掲示しておきました。

あとは屋根などの作製・・・

(つづく)

地面を作る その2

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先日ついにブログに登場したジオラマですが、建物の方はまだ進まず・・・
本体の方の備忘録を



ベースはこちら
650×450くらいでしょうか
こちらはイチから作ったものではなく、素晴らしい作品をいくつも世に出されている方から譲り受けたものです。仲良くして頂いており、感謝!

以降、絶大な指導のもと進めています。

元々12mmの線路は敷いてあったのですが、pecoの9mmナローを敷き直しました。
ポイントは「無い方がいいよ!」とのことで、確かに小さな2軸機関車ばかりで不安だしとナシで。
手前に廃止された側線のようなものを配置し、ここに車両を留置できるようにしました。
ホームセンターで入手した小鋲を枕木に打って固定しています。



今回の主要な材料?はコルク
これで岩を表現します。



コルク樹皮を適当な高さにカットして並べてみました。
隙間は水苔をパッキンの様に挟んで埋めました。
手前には遠山といえば、の石垣の積まれた段々畑
石垣はGM製品、お茶畑でも表現しましょうか?



トンネルポータルはコンクリート製とし、ボール紙で作製しました。



塗装はタミヤエナメル+グレインペイント、ウェザリングカラーで汚しています。





トンネル内に光が射しては困るので、入念に隙間を隠して山が出現しました。


つづく
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