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Channel: 工場長の製作日誌
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草履を吊るすということ

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旅行記は切り出し切り出し…

連休中に立ち寄った場所の一つの兵庫県朝来市の神子畑(みこばた)

目的はモチロン神子畑選鉱所※なのですが、時間に余裕があるのでブラブラ散歩…

※金属鉱山の多くは多種類の鉱石を採掘するため石を種類ごとに選り分ける必要がある






建物本体は既に解体撤去されていますが、シックナー等のコンクリート構造物が残されていて何とも言えない空虚な雰囲気に包まれています。






選鉱所より谷の上の方へ行くと小学校跡
施設操業時には集落も相当な賑わいだったのでしょう。




小学校の前から道の先を見れば小さな橋
袂には銀杏の古木と赤い帽子を被ったお地蔵さん
そしてそこから集落が始まるようです。

・・・なんとも日本的な景観、なのですが、ちょっと見慣れない物を見つけてしまいました。



銀杏の古木(気根も出ている!)に大きな草履が吊るしてあります。
対にはなっておらず、また紐には削った枝が刺してあります。

・・・この草履を吊るすというのは下伊那でも一度どこかでみたような記憶があり、どこかで聞いたような気もする・・・

という事で調べてみると、
「ミチキリ」といって集落の前後の入り口に大きな草履を掲げ、
謂れは色々あるけれど厄除けの意味があるそうです。
https://blog.goo.ne.jp/trx_45/e/0b188af28547ce5ab1f31b51833ce143

周囲は全くの無人だったため由縁などは不明ですが、もしかしたらムラの反対側の出口にはもう片方の草履があるのかもしれません。
・・・でも片足の神さまなら面白いななどと



山深い人里
忘れられたような文化が今も息づいていました。


加悦SL広場へ行く

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GWのイベント、加悦鉄道まつりに行ってきました。
・・・大人気でちょっとびっくり(笑





前回訪問時にはレストア中だったハ10は修繕完了して展示されていました。
ちょっと大きめで膨らみのある銘板が良い感じです。






本日の主役のDB201
昭和28年森製作所製。戦後製とは思えないゴツイ仕上がりが特徴?w
「DB201入線時の試運転を再現」ということで、キハ101をけん引する格好で構内を120mほど往復するイベントでした。




けん引されていたキハ101(昭和11年製)
日車の標準的な小型気動車ですが、国内に残る唯一の片ボギー車。





1軸側が駆動軸になっています。
「コスト削減のため両側ボギー台車にせず片ボギーを採用した」というケチな理由で片ボギー車が誕生したと思っていたのですが、どうも違うようで・・・
こうすることで駆動軸の軸重を増やして牽引力をアップさせるのが目的だったようです。
実際このキハ101は貨車を1,2両牽引して活躍していたとのこと。
・・・戦前のショボいエンジンと小型軽量な車体の小型車にとっては重要な問題だった模様。
(Wikiより



前後の荷台には郵袋が積み荷として搭載されていました。
・・・自転車なども載せてみたいものです。



運転台
ハンドルはステアリングではなくハンドブレーキ(自動車でいうところのサイドブレーキ)





車内の様子
模型資料ですw
いつかフクシマのキットでも作ってみたいものです。

猫屋線を改造する

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先日岡山で下津井のガソリンカー改造クハを見学



バケットカー良いナァこれ猫屋線のキハそっくりなんだよナァ~
とか思ってしまい、早速作製w



使ったのはアルモデルの「猫屋線キハ1・ホハフ50改造パーツセットB」
出た時に買ってそのままでした(笑
使えそうなパーツをひたすら詰め込んだような板です。
・・・使い方の詳しい説明が無いパーツもあるので、その辺も含め創意工夫でしょうw

これの荷台を猫屋線キハ5に取り付けます。



組立は荷台のみなので至って簡単
動力は指定の17m級では少し内股・・・バケット付のクルマはバケットの付け根あたりに前の車輪が来るくらいのオーバーハングのが多いです
ということで、19m級の動力を使用しています。
※車輪径6mmのものが19m級しかなかったのでコレにしましたが、18m級の方がバランスは良さそうです。



猫屋線は猫屋線の色のままにしたいという思いがあり、そうは言ってもバケットは塗らねばならず、青を調色して塗装しています。



車体の腰板と幕板も再塗装したのですが、社紋も残したかったのでマスキングゾルで丸くマスキング。
内側は元の塗装のままですが、違和感ほぼ無く仕上がりました。
青はGMの6番に22番を混ぜて使っています。
・・・この言っちゃなんだけど薄汚い緑っぽい水色?って市販でなかなか無いんですよねw



仕上げはMr.ウェザリングカラーで窓部などスミ入れ+全体にウォッシング、さらに原液をエアブラシで裾部に吹付けています。
盛大に砂埃を舞い上げて走るイメージで。キハは黒で排ガスの煤も表現しました。

軽便私鉄にしてもややきつめの汚し。
この会社の車両の整備状況はあまり良くないようですw




下津井電鉄の保存車を見る

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新幹線のガード下、おさふねサービスエリア裏に保存されている3両の下津井電鉄の保存車を見学しました。
下津井電鉄は大正2年から平成3年まで走っていた軽便鉄道です。

ここには3両の保存車があり、荒廃していましたが最近整備されて非常に美しい状態になっています。



・・・案内板
「種類 量産品」の記述は???である。

まずはクハ6



気動車改造のクハ
・・・ちなみに762ミリ軌間の鉄道で総括制御運転を始めたのは下津井電鉄が初。
日車製のバケットカーで、前後に荷台がついています。
どちらに連結しても運転できるタイプのクハかなと思っていたのですが、北側の運転台は撤去されており、こちら側に電動車を連結していたようです。





北側前面はヘッドライト・尾灯が撤去され、窓下部に保護棒が取り付けてあります。
よく見ると運転台の仕切りなども確認できません。
ちなみに3両すべて扉は施錠してあり、車内には入れません。
(荒廃時のまま復元されていない様子)





その床下
エンジンを吊っていたはずですが、クハのまま保存されているのでガソリンカー当時の様子は分かりません。





クハ6の台車
運転台側の台車は明らかに改造の跡が見受けられるのが気になるところ。
恐らく気動車時代は偏心台車だったと思うので、それを普通のにしたという所でしょうが、
わざわざクハの偏心台車を改造するというのはちょっと疑問。

・・・という事で、Wikiを見てみると
・気動車改造電動車(モハ50~55)の2度目の更新に際して偏心台車を普通の台車に改造
・あわせてクハ7・8も改造したが手間が多くて小型のクハ5・6は改造見送り
とある。気になってクハ5の写真を見ると
・クハ5の保存車は偏心台車のまま
・モハとクハ7・8の台車はクハ5・6とは形状が違う(後世の振替ではない)
ということが分かりました。

~という事は、
Wikiには「改造見送り」とあるがクハ6は偏心台車の改造だけは実施
ということなんですかね?
制御車でもそんなに偏心台車で不都合があったのでしょうか・・・?




続いてホワ10
典型的な軽便貨車です。
・・・軽便では短い車両でもボギー車になっていることが多いです。



端面
非常にノッポな感じ。
下津井では貨車は最後までバッファリンク式の連結器でした。



ブレーキ装置
典型的な踏んで操作するタイプです。
・・・この車両は片側の台車にしかブレーキが付いていません。


最後は客車のホハフ2



下津井開業時に用意された客車のうちの1両だそうです。
・・・色はオリジナルではないけど、ここに来た時からこの色みたいです。



車内を覗くと南西側の1窓分だけ仕切りがあり椅子がありません。
車掌台か何かですかね?



台車。貨車も同型でしたが、車輪が面白い形状です。



トラスはコの字の鋼材を使った簡易なものでした。
・・・模型の参考に非常に変な視点でお送りしていますw

ところで、この客車はデッキ部の手すり類が一切付いていません。
現役時にこの状態では非常に危険wなので、昔は付いていた訳で・・・
当時は他では見ないちょっとオシャレな形状をしたものでした。

・・・それを参考に作ったのが私の模型



こんな感じの手すりが付いていた訳です。
で、いつの間に失われたのか気になって探してみたのですが、

http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link247.html

1959年
まだ付いてますが、既に廃車されているようです。

https://umemado.blogspot.jp/2010/09/blog-post_15.html

1962年
3年後既に物置化し、手すりも失われています。
・・・この車両、55年も前にこんな状態なのに今も現存しているのちょっと凄くないですか??笑

http://satoyama.in/auto/sharyo/auto678.html

1975年
これは番号不明なのでこのホハフ2なのか分かりません。
しかしながら、ネットで調べる限りホハフ2の鉄道廃止の頃の写真が無いのと、62年の写真の13年後という事でこんなになっても不思議ではないという事で同一の可能性が・・・

創業当時の車両という事で大切にしていた、という事でも無いのか・・・?
ちょっと不思議な運命ですな。

上田丸子の木造電車を作る

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いくつも同時に工作しているとある程度まとまったらブログ付けようと思うんですが、途中で作業が停まってしまうとどこまでブログにしたか、というかブログ書いたかすっかり忘れてしまうようなモノもありますね・・・

こいつも10月末に工作を始めて年末に作業停止、いつの間にか5月が終わろうとしていて慌てて再開w



TMS633号の小林信夫氏の記事に出ていた図面を基に製作の上田丸子電鉄モハ3130です。
私の16番ペーパークラフトの3作目になります。



材料は友人の香典返しの菓子の空き箱
・・・なんとなくただ捨てるのが勿体無く、ずっと残せたらなと。
いつもは方眼の印刷されたいさみやの車体用工作用紙を使っています。
でもコピーした図面を基に切り出すなら、方眼が印刷されている必要は全くありません。





菓子箱には予めラッカー塗料を缶スプレーで両面、厚めに吹付けます。
これでタミヤセメントで頑丈に接着できるようになります。
今回は余っているクリアラッカーを吹きました。
コピーした図面を余白を残してカット、四隅をテープで固定してデザインナイフで切り出します。
・・・内板と外板それぞれどの線を切るか考えて切りましょう。

※小林氏の工作法では外板のみこの工法で切り出し、それを内板に張り付けた上で内板の窓などを切るようになっています。これだと定規を当てる際、外板の厚み分の空間が出来てしまい正確にカットできないと思うんですが、まぁ慣れなんでしょうね。
一度試したのですが中桟の無い1枚窓なら十分いける工法だと思います。※



カットした車体
木造車の特徴の腰板の短冊状の板表現は、ボールペンでなぞって表現しています。
・・・ちょっと太すぎました。汗
前面は大きくカーブした半流型
折角内板を後から接着するので窓枠は実車通り平面に・・・
この場合、折り目は普通のカッターの背で筋を入れて定規を当てて折り曲げますが、窓と窓の間はキレイに曲げるのは難しい・・・
その場合は窓と窓の間だけ切ってしまうとキレイに曲がります。



内板と外板をタミヤの流し込み系セメントで合わせたら箱組みします。
骨は2ミリ角棒



扉の下部分は裏にさらに1枚紙を当てているので切欠いて、木工ボンドで接着





私はこんな具合で骨を入れます。
これで幅が決定します。
要所はアロンアルファで完全固定。





前面はそれに合わせて曲げて接着。

これで箱になったので続いて屋根を・・・



のぞみ工房の「ほぼピッタリ屋根板」を使用。
ピッタリではないwので、両脇をカットして幅を詰めています。
80番~の粗い紙やすりを使っての地味な作業です。







削り出したら一度溶きパテを塗布して削り、車体に接着。
今回試しに「溶きパテによるザラザラ屋根」表現をやってみました。
溶きパテをシンナーで薄め(パテが古いから大分濃くなっているせいもある)、筆で塗って上からトントン叩いて柚子肌にしていきます。
筆の硬さとパテの濃度に影響されますのでまだまだ修業が必要ですね。

※今回、屋根板を車体に接着する前に整形をしていますが、これだと端部が削りすぎになる恐れがあるので、車体と接着してから整形した方が良いかもしれません。
・・・そうすると車体を傷つける可能性もありますが・・・



つづいて車体の凹凸を。
雨樋(1段目)と扉両脇の縦筋?は車体を切り出した紙の余り、後はプラ帯材を使って表現しました。
・・・ラッカー塗料を塗っているのでプラ材はタミヤセメントで貼り付け可能です。







使っているのは写真の材料
※0.75と0.8はメーカーが違うというだけでほとんど同じ、むしろ0.75の方が幅があるように見えます(汗
実物の写真を見ながら厚さなど考えて表現しています。




パンタグラフは中古屋さんで入手の大型の物を使用予定。
・・・Nのパンタと違って非常に高いので、これが電車を自作する際のネックだと思います。


つづく

上田丸子の木造電車を作る その2

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ボディーが出来てきた丸子線、床板の製作にかかります。





当初はトラムウェイの動力ユニットを使おうかなと思っていたのですが、台車のWBが実物より小さかったり、
延長改造が必要だったりと結構手間がかかりそうなので断念。
定番?の木製床板+日光台車+パワトラという構成になりました。

手元にあったヤマ模型のほぼピッタリ床板のT車用が10㎝ほど余っていたのでコレを使用w
・・・厚3mmの板なら何でもいいと思います。

動力部分は丁寧な工作をするのなら矩形に抜くのですが今回は全く板はナシ(笑
床板の上に通した2mm角棒と下に貼る台枠表現の鋼材で強度を稼いでます。

台車はそれぞれ専用の部材を使って取り付けます。
・・・パワトラのは製品に付属、T台車のは確か別売りだったと思う。
※すべてデッドストック品なので記憶はあいまい(汗


扉部分は車体が厚くなっているので床板の当たる部分を若干削って車体を被せる・・・



車体を作って床板を付けて・・・自作の模型はこの初めてレールに載せる所が好きだったりします。



木造車の特徴のトラス棒
KATOのレールに0.8ミリの帯材、Φ0.6ミリの真鍮線をハンダ付けしてそれらしい物を作りました。





もう一つの特徴、前面に飛出した端梁。
・・・木造車はこれが一番カッコいいと思う。
これは1ミリのプラ材を組み合わせて作製、カプラーと一緒にネジ止めで床板に付ける構造としました。




床下機器は日光の旧国用・・・この電車には大分オーバースペックw
ですが、ウエイトも兼ねてそれらしくゴム系接着剤で取り付けました。

だいぶ電車らしくなってきました。細部のディテールに入ります。
・・・その前に、床板と車体の固定法を考えなくてはw

上田丸子の木造電車を作る その3

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(飯田市三穂)

久しぶり三穂をお散歩してきましたが、やっぱりなんだかホッとします。



さて、上田の木造車の続き



車体真ん中に2ミリ厚の板を渡し、M2のネジとナットで床板を固定できるようにしました。
・・・1点ではやや不安がありますが、この程度の小型車両なら恐らく大丈夫でしょう。




窓の保護棒と扉の取手には0.3ミリ真鍮線。この大味な模型にはちょっと細いカモ。
・・・保護棒の脚にはボナのN用の割ピンを使用し、瞬着止めしています。





ランボードもプラの端材など使いそれらしく。
T型ガラベンは手持ちに良い物が無かったので、GM客車キットの床板と屋根のランナーに付属しているガラベンを整形してそれらしい物を作っています。
・・・この手の車両についている小型のモノは大きさはこんなもんだと思います。



パンタ脇のランボードはプラストラクトのチャンネル材を写真のように加工。
・・・手間なので金属で作った方がいい気がしますw




・・・つづく

上田丸子の木造電車を作る その4(完成)

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梅雨が明けた途端に大雨になったり。
空梅雨よりは良いですが、それでも川から溢れる様ではいけません。
・・・明けたと見られたダケかも・・・まぁここではどうでも良い事。

さて、長工期化していた上田丸子のモハ3331、いよいよ完成です。





パンタグラフを載せる碍子はあんまり見ない横碍子のタイプ。
プラ棒を凹型に削って表現しました。
凹んだ部分にパンタを嵌めこみます。



今回は配管にもチャレンジ!
真鍮線は炙ると簡単に曲がるようになるよ、というのを教えてもらったので試してみました。
・・・屋根や雨樋への追従性がかなり向上wなぜ今までやらなかったのか・・・
ということで案外アッサリできました。
固定は手持ちのタヴァサの割ピン(N用ですが)を使っています。

実車の写真を見ると、解放テコが結構目立つ存在・・・
前面にあって大きな個性を発揮していますので、なんとか再現してみました。



プラのチャンネル材から削り出しで受けを作製



こんな感じで上作用式の解放テコを取付。
・・・実車も車体からではなく、露出した端梁から部材を立ち上げているようです。



こうして外装は全部OK
ヘッドライト・テールライトはエコーの部品です。



内装は色々考えたんですが、ウエイトが結構大きく車内に見えてしまうので表現は断念。
運転室仕切りと手ブレーキのみとしました。
写真を見ると、少なくとも晩年は完全な仕切りのある「運転室」だったようです。
・・・12m級のこの窓割りにしてはかなり広い運転室に思えますw
実物が何色だったか分からないのですが、グレーに塗っています。


そして塗装







台枠以下とパンタはいさみやプライマー黒、車体はGMの18番と21番、屋根は調合したグレー。
・・・混色はあんまりしませんw
上田の電車をみると、屋上機器が青っぽいネズだったり錆止め色だったり賑やかですが、この電車の頃がそうだったのか確証が無いので屋根は単色です。






インレタはキッチンの社紋とアルモデルのナンバー
・・・どっちもN用なんですが・・・汗
でもこの位のサイズのように見えます。

ウェザリングカラーを軽く吹いて艶消し仕上げにして完成!
久しぶりの力作?になりました。

日車標準車体の電車 その1

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なんだか異常に暑いですね。
中央高地という中信平もやはり暑い・・・とてもしんどいです。



さて、表題の日車標準車体。
ローカル私鉄ファンならみなさんご存知?のバス窓の丸っこい17mの電車です。
・・・「標準」という割に使っていた鉄道は新潟交通、松本電鉄、岳南鉄道、近江鉄道くらいですか?
京福にも似た奴がいたけど、ちょっと違うみたい。

コンセプトは「共通設計のボディーで、古い電車の電装品を流用して安く新車を作ろう」と云う物だと思いますw
車体は昭和30年代らしい作りですが、従前の古い電車の部品を使っているので性能は各車マチマチのようです。




んで、模型の方。
先日入手した16番ペーパー製(ジャンク)です。
ヨシダ模型のキットを組んだもので3両セット。
モハ(T)パンタ側が2枚窓非貫通、クハ(なぜかM)が両側貫通・・・オレンジ一色に塗られたフリーランス。

写真の新潟交通モハ24と、松本電鉄モハ+クハにしようかと思います。
・・・元々がゆるいのでゆる~くw





まずは使わない部品などを解体。
前面ゴム幌や、新潟交通にする車体は屋上機器一式。



まずは良い感じに外れてくれました。


この自由形を実在の車両にするには前面のすげ替えが必要・・・と







バスッと切断w
デザインナイフでカットし、整形してそのままアロンアルファで接着しました。
・・・このヨシダ模型の車体に使われている紙(プレスボード?というらしい)は非常に頑丈で助かりました。

あとはパテ盛り→切削の作業・・・




ちなみに動力はこんな感じw
正直正体不明ですが・・・たぶん海外製品だと思います。
調子が良いのでウエイトを調整してそのまま使えそうです。


つづく

江ノ電1000をつくる その1

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日車標準型のパテがヒケないように暫く放置(汗
・・・の合間に以前入手した江ノ電1000のレストアを。


ロコモデルのキットを組んだものをネットで仕入れたのですが、予想以上に程度が悪く放置していたものです。
・・・前部が損壊していたり、塗装がひび割れていたりするので車体の利用は断念!
紙から新造することとしました。



前面の構造を確かめるためにモックアップを作製。
大きいカーブの付いた四隅と3つの平面で構成される前面は側面から曲げてきた脇と、別板の真ん中の部材で構成することにしました。



上田同様、図面を貼り付けて切り抜き。
窓のRは穴あけパンチを使用してみました。
・・・位置決めが結構面倒ですし、仕上がりがそこまでキレイではないので、やはり彫刻刀が一番かなと。
そうは言っても窓が少ないので旧型車に比べるととても楽でした。
それから、今回はペーパールーフに挑戦です。





あんまり上手く行く気がしなかった屋根の曲げですが・・・
屋根肩部を100円ショップで売っていたネイルアート用の棒?で筋を入れ、定規で肩を曲げて真ん中を緩く曲げた後に切り出しておいた治具を使ったりしてカタチを出します。
そのあと裏に瞬着をゴテゴテに塗って固めると何とかそれらしくなりました。

いつもと違い、事前に紙にラッカー塗料を塗布しなかったため瞬着が良く染み込んでくれたのが良かったのかもしれません。(そのため接着には木工ボンドと瞬着を使用しています)




続いて床下。
・・・既存の床板が結構反っていることが判明したため、こちらも新製することにw





プラ板を使って床板を作製しました。
動力にはアルパワーを使用。
・・・台車は実物と全然違うのですが、割り切って元のを流用しました。





ちなみに床板の固定はこんな感じ。



ここまで来るとなんだかワクワクしてきますね。




一番心配だったオデコの表現。
アロンアルファを染み込ませ、裏に黒い瞬着を盛り付けて削ってみました。
少し削って毛羽立ちが生じたらまたアロンアルファを塗る事の繰り返し・・・意外とイケます(笑

(つづく

IORI工房のアサガオ型連結器

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先日発売になったIORI工房のアサガオ型連結器
当製作所もようやく?入手したので遊んでみました。

3Dプリント製品で、アサガオの角型と丸型、ネジ止め用と鉄コレ用、柄の長さの長短と製品バリエーションも豊富です!笑
当方は角型のそれぞれを仕入れました。



内容はこんな感じで、連結器にリンクを差し込むと連結器内の突起に引っかかって固定される構造です。




試しにジャンク品(レストア中)の乗工社製品と、猫屋線のDLに取り付けてみました。
※カブースに付けた物はヤスリで取付部を削っています。

どちらも柄の長さは短い物を使用。
・・・ネジ止め用は止め位置を自在に変えられるので、柄の長い物はあまり出番が無い・・・?





リンクの抜き差しは、流石にTNカプラーの様にカッチリしている訳ではありませんが、ピンセットなどは不要。
従来の連結器の頭の穴にП型の真鍮線をピンセットで挿入するのよりは遥かに簡単ですw


性能の方面の試験は他の方が載せていたのでここでは省略・・・




カブースと同じく乗工社のアーチバー台車に取付けの図
ネジ止め用の取付部は従来製品に合わせた寸法。
ただし、ネジ穴はネジの頭が埋まるよう2段になっていないので、そのままつけるとネジ頭が飛び出してしまう・・・
高さを揃える場合取付部を削る必要があります。(写真はすでに削った状態)

・・・できれば薄い製品も出してほしいところです!

でも思ったより柔らかい素材で切削性は良好なので、ヤスリでゴリゴリやれば問題なく削れます。
ただし、連結器が折れないように慎重に・・・




他社のカプラーとの互換性?ですが、アールクラフト(乗工社)のプラキット運材・ナベトロの連結部にリンクを差し込むことが出来、真鍮線を上から刺すことで連結が可能でした。



この運材台車にIORIカプラーを装備できればさぞ快適だろうと思っていたのですが、



たまたま?運材の真ん中のパーツの幅がIORIカプラーと同じだったので、カプラー部分をカットして置き換えれば簡単に装着できましたw





全部の台車を交換するのは大変ですが、数車を固定として前後にIORIカプラーを装備しておけば快適に運用できそうです。

乗工社の木曽客車

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先回IORIカプラーの紹介のとおり、中古で入手した客車群をレストアしました。



入手したのは丸瀬布客車×2、カブース、床屋、普通のB客、運材台車3組。
どれも晩年の製品でした。
写真は塗装を剥離した状態。

この時代のキットは床板が無いのが特徴・・・w
まぁそのまま作ってしまおうと思ったのですが、丸瀬布は相当な腰高になっていたので床板を自作して修正しました。





IORIカプラーはこんな感じで取付け。
止め穴が長く開いているので自由な位置に取り付けできる反面、しっかり固定しないと引張・圧縮で位置がずれてしまいます。




台車はいつも通りクレオスの三菱系暗緑色でスプレー・・・



金属部分はいさみやのカラープライマーで真っ黒にしてから仕上げました。
・・・屋根などはプライマーの色そのままです。



運材台車は3組固定にし、前後をIORIカプラーに換装、後はみんなIORIカプラーを装備しています。

古いキットで、さらに組立ても微妙(汗)だったのですが、きちんと塗ればなかなか良い感じです。

小川路峠

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飯田から遠山郷を結ぶ秋葉街道小川路峠を通ってきました。
これで2回目、5年ぶりくらい?
前回はヒジョーにしんどかったのですが、最近山歩きに慣れてきたせいか思いの外余裕を持って歩けました。



この道は昭和初期まで遠山郷へ向かうメインストリートとして使われており、途中に茶屋もあって栄えていたようです。飯田側の最後の集落の越久保(コイクボ)から遠山側の上町まで、20キロ近くある長大な峠道です。
近代以降、遠山へ赴任した教師や警官はこの長大な峠道に辟易して辞職したくなったことから「辞職峠」の異名もあります。

大正12年に元善光寺駅~上村程野を結ぶ「竜東索道」(物資運搬用のリフト!w)が開業して物資の輸送がこれに変わられ、昭和7年に飯田線が天龍村満島(現平岡駅)まで延びたところで人の交通もこちらに移り、峠としての役割を終えました。

明治41年に完成したという馬車規格の峠道も、今ではかなり荒廃しわずかに当時の面影を留めるのみ・・・



現在、国道256号線の指定を受けているものの国道としては建設が進んでおらず「点線国道」としてその界隈では有名ですw




道中展望はほとんどなく、十一番観音(越久保~峠までに三十三の観音様が安置されている)付近の伐採地と、トップ写真の小川路峠頂上の2カ所で見晴らしが利くのみ。


でも、個人的にはこの道は大好きで、今風に言えばパワースポットなんですよね。
・・・この表現はあまり好きではないw
秋葉神社への信仰の道、秋葉古道でもあり、遠山の人々の生命線でもあった道
ここにしかない幽玄な雰囲気があるような気がします。






道中には観音様の他にも石碑が多数あり、これは金毘羅様と奥には道標(ここから降りると野池方面)






個人的に一番のポイントは一八番観音付近の痩せ尾根
何が良いのか上手く言えませんが、真砂土の白と苔のコントラスト、広葉樹からの木洩れ日が心地よいです
※落ちたら死ぬ






『峠って何だろう。古い歴史が踏み固められているところ。人々のうらみつらみが折り重なっているところ。』
※信州の峠 市川健夫




ココが頂上、小川路峠
使ったアプリで見ると、ここの標高は1664mとのこと。
・・・スマホで見ると違う値になっているのは何でかなぁ・・・?調査中w
道端には朽ちかけた鳥居
少し上ると鉄塔か何かのコンクリ基礎が遺跡の様に鎮座していました。


なぜか定期的に行きたくなるところです。

運材列車をつくる

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森林鉄道の目的は木材の搬出!
という事で、機関車より何より主役だろうという運材貨車を作りました。
・・・長い事構想で止まっていましたが(汗



といっても造りはとても簡単
素早く線路に乗せて編成にするのを重視しています。

運材台車はアールクラフトのプラキット
1箱分の固定編成にして、付属するドローバー等を真鍮線のピンで留めてボンドで固定しました。
両端はIORI工房のアサガオ連結器を装備し、簡単に連結できるようにしました。
ステーキ(転向台)は当然ですが固定せずに乗せ、その上に拾ってきた枝(遠山産)を適当にカットして搭載。
枝はボンドで束ねますが、ステーキとは固定していません。
・・・連結棒と積み荷の2つを固定してしまうとカーブできない気がしますが果たして・・・?



近くで見るとチェーンもなく枝も太すぎる気がしますが、十分それらしく見えるのでOKとしますw
写真を見ると枝の径は3ミリ程度が実感的でしょうが、自然界にはこの太さで真直ぐの枝はなかなかありません。
加えて模型だと細すぎてインパクトが無いように思います。
・・・木曽の檜は太くて立派という事でw実際模型で直径5ミリを超えるような材もありますし・・・




第一弾として運材キット2箱を使用して12車連結のちょっと長い編成が登場。
という事で我が家にようやく運材列車が登場しました。

湯ノ口温泉へゆく(紀州鉱山)

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紀伊半島の山奥、三重・奈良・和歌山県境に位置する湯ノ口温泉へ。
地図で見ると川と県境が複雑に入り組んでいて面白いところですが、三重県熊野市紀和町に位置します。

ここはかつて紀州鉱山という金属鉱山があり、全国有数の銅の産出地でした。
閉鎖後の調査ボーリングで湧出したのが湯ノ口温泉。
宿泊施設の清流荘(こちらも温泉付き)~湯ノ口温泉間の約1kmの軌道を利用して体験トロッコが毎日運転されています。



鉱山の軌道を殆ど当時のまま、車両も実際に使われていたものとホボ同じという非常に貴重な施設です。


・・・その前に、少し離れた所にある紀和町鉱山資料館へ





展示内容は鉱山を中心とした町の歴史資料の展示
・・・鉱山に関するものは展示メインであまり詳しくない?私が知りすぎてるダケ・・・w
屋外には当時の機関車や人車が展示されています。



さて、昼過ぎに清流荘へ到着すると丁度トンネルから列車がやってきました。
誰も乗っていなかったwのでそのまま機回し・・・







清流荘駅はトンネルとトンネルの間に十分なスペースがあって橋や検車庫もあります。
特にやる事もないので温泉へ向かう事にして乗車。
・・・運転手さんによると今日初めての乗客との事w



これが人車
現役時代の車両を模して作られたものらしいが、かなり雰囲気があります。
屋根が高い物と低い物とあり、車内を見ると高い物は垂木が金属でベニアを丸めて屋根が作られているのに対し、低い物は垂木が木、短冊状の板を張った屋根になっています。妻板の斜めの補強など、屋根が低い車の方が当時に忠実かもしれません。



連結装置はホントのチェーン。
緩衝器は付いておらず、タイヤを切ったゴムが頼りですw



屋根が高い車の車内。
どちらも車内はこんな感じ。とても狭い(車外の幅1150mmくらい)8人乗れば超満員ですw



暫くして午後一の列車は発車。
・・・トンネルに入ると凄い轟音と震動でしたw
バネなどの構造が一切ない人車にはヘロヘロのレールの震動がダイレクトに伝わってきます。


10分ほどで湯ノ口温泉駅に到着。



トンネルとトンネルの間にあり、とても狭い構内
こちらは機回し設備が無いので、一旦トンネル内へバック、機関車を枝線に入れて客車を人力でホームに押し込んで機関車の付け替えを行っていました。



時間があるので運転手さん(非常によく喋る)にお話を伺う
今年度からこの仕事をされているとの事でトロッコの事は余り聞けなかったが、
・全区間複線だが、使っているのは1線のみ。反対側の線路は石原産業がトンネルの管理で使っている。時々保守の列車が走っている。
・温泉に入らずトロッコだけのお客さんもいる。そういう人は湯ノ口温泉から乗るのがおススメ(清流荘は折返し時間が短い)
・普段は客車は最低でも5両つないでいる。繁忙期にはもう2両くらい増結する。
・機関車は実はそんなに震動は激しくない。スプリング付なので。
・人車がぶつかったり離れたりすると衝撃が激しいのでなるべく少なくするよう運転している。
・清流荘の温泉は近くの入鹿温泉から運んできたお湯。湯ノ口温泉は源泉かけ流し、加温もしてない。
 ※確かに全然泉質が違っていて、湯ノ口温泉の方が好みでしたw
などなど。その他放談など・・・笑

湯ノ口温泉駅俯瞰





こうしてみれば本当に模型のよう。
この後トロッコをさらに往復、湯ノ口温泉に2回入りましたw

清流荘駅の構内には2つ建物があり1つは整備庫、もう1つには2トン機関車と近代的な客車2両が格納されていました。





こちらの車両は冬の閑散期に動かすらしい。
ブレーキのかかりが違う位で、操作感覚はほぼ同じとのこと。




ナローを楽しみつつ温泉
なんてのはいかがでしょう?

軽便祭へ行く

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毎年恒例の上京
軽便祭へ行ってきました。
皆様お世話になりました。いつもありがとうございます。



クリクラのメンバーとして参加
旧作ですがペアハンキット組の作品を展示させていただきました。
つまらないものですが・・・展示品は多い方がいいですよね!笑



猫屋線はついにSL
和風のナローSLがプラ完成品で出ます。
多分初めてではないでしょうか?









毎回感心しきりの地面
前半は混雑でじっくり見る事が難しいのですが、午後は割とゆっくり眺めることが出来ます。
製作された方も近くにいらっしゃるのでお話を聞けるのもこのイベントの良い所かと思います。



仲良くして頂いている方のバテロコ
蓋が開くのは凄いとしか言いようがないw



こちらは非常に大きいバテロコ
このほか今年はOナローの作品が目立っていました。




去年悩んだ末、買わなかったトーマモデルワークスのポーター
作った方がみんな「これはいい」と言うので意を決して入手
・・・近日中に作りたいです(汗


自分は去年も「来年は地面」と言っていた気がしますが、結局作れていません。
・・・今年こそ?なかなか踏ん切りがつきません

江ノ電1000をつくる その2(完成)

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だんだん秋らしくなってきました。
山の上の方は紅葉してきましたが、木曽の赤沢もマルバノキが赤く色付いていました。

さて、16番の江ノ電1000を完成させました。



車体はある程度削ったらタミヤのプライマーサフを吹いて仕上げます。
床下はプラ板で自作し、主要機器を元の車両から移植。
・・・殆ど同じにしましたが、17m国電みたいな抵抗器を使うのは流石に抵抗がありw違うものを使用しました。
と言ってもやはり国電用だったりしますw





続いて屋上機器も移設。
パンタ台はプラ角棒を削って貼りました。
パンタグラフは上下するため結構力がかかります。
・・・これは強度的に難があるようで、今度は何か別の方法を考えなくてはなりません。
やはり屋根に穴を開けて台は下まで貫通させるべきか・・・?



配管は工期など総合的に勘案して省略w





江ノ電特有?の巾の広い胴受けも紙で適当に作製し、エンドウのナックルカプラーを装備
・・・ちょっと大きめです。



車体はこんな具合。



T台車も集電対応
・・・配線は今回まだしていません(爆
この辺りはまだ実績が無いので、時間がある時に挑戦です。


そして塗装



今回は「緑っぽいクリーム」が表現したくてこの電車を作りたかったんですよ!
ということでクレオスのそれらしい色をチョイスして塗りました。
混色は大変なので写真の塗料そのままです。デモ江ノ電っぽいでしょ??
良い感じになったと思います。
床下と屋根はサフの色のままです。



窓はHゴムなので、マジックで縁取り。これで結構雑な造作も誤魔化せますw
方向幕や江ノ電ロゴは、GMのNゲージキットのデカールを拡大コピーしました。
・・・まぁ、無いよりマシ?



こんな感じの仕上がりです。



窓ガラスは薄緑のクリアファイルを切って貼り付け。
ライトは車体と同じ厚紙をポンチで抜いたのを銀で塗ったダケです(小さい径のポンチでリムも表現しました)
ワイパーのみエンドウ製品です。





そんな感じでひとまず完成。
この位のディテールだともっとサクサク作りたいところですが・・・

IORI工房の客車をつくる

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なんだかいきなり寒くなってきました。

在庫で抱えているキットを消化せねばと、手軽に作れそうな物を出してきました。



IORI工房の明治の客車です。
・ロ75
・フホハ7835 ×2
・コハ6500
の編成。
・・・編成になってるのかよく分かりませんがw



全体に説明書通りに、簡単に組立可能です。
接着のため全体にサフorクリアラッカーを缶スプレーで吹き付け、流し込み系接着剤で組み立てます。
要所要所はアロンアルファで堅固に。
細かい部品について、古いキットはレジンの油灯ケースとホースが付属しています。
整形が面倒なので油灯ケースについては別売の3Dプリント製品に交換、合わせてバッファも別売品を取り付けました。




今回のキモ
ボギー車の台車。
全て紙製です!少し細かいですが瞬着を大目に使って組立。



転がりはまぁまぁ・・・
車輪の指定はKATO長軸ですが、かなりきつめだったので軸受部を加工して短軸を装備できるようにしました。

・・・完成後に知ったのですが、台車も3Dプリント製品で発売予定との事。
こちらはかなり具合が良さそうなので期待できます!





という事で塗装!
帯色をエアブラシで塗り、マスキング後黒の缶スプレーで一気に塗装。
・・・車体色はホントは黒っぽい茶色のようですが、製作者の趣味で全体に黒ですw
付属のデカールを貼って側面は光沢仕上げ。
他は艶消しにしています。



最後に窓を貼り付け
・・・トイレの擦りガラスは裏からメンディングテープを貼って表現しています。





こんな具合に仕上がりました。

猫屋線の車庫を作る

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建物にも挑戦してみたいなぁと思っていたので、とりあえず簡単そうなモノ?を作ってみました。



t=1mm程度の厚紙(黄ボール)と細かい波板、2mmの角棒で組み立てました。



側壁は波板をベースにして裏から2mm角棒と厚紙を当てて補強
ちなみに、車両工作ではデザインナイフを使いますが、今回は普通のNTカッターを使っています。



妻板は厚紙に3mm幅で筋をつけました。
・・・目見当で筋を付けていくと3mm以下になるとどんどん歪んでいってしまうようです(自分の場合)
という事で今回は上手く行きました。



接着は木工ボンドのみ。
道床付レールなので土台は厚めに5mm厚の木の板を敷いています。
・・・それでもちょっと天井が低すぎた?(汗



屋根板も波板を使用する予定だったのですが、ちょっと物足りなさそうなので別の素材にしようかなと思います。
寸法などはかなり適当で、いくつか写真を見ながら作ったダケですが、何となくそれっぽい雰囲気になったのでまずは満足。

ナローの機関車を作る その1

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最近更新が滞っていますが一応工作しています。
・・・立て続けに作ったのでややバテぎみ?です。

手を付けたのは組み立て始めたもののストップしていたアルモデルの森タイプ凸DL
ハンダ付けが必要ですがとても簡単なキットで、あっという間に形になります。
動力はKATOのチビロコ用が指定で確実に動きますし、入門用にうってつけです。
・・・一枚板感がありますが、そこは工夫次第?



屋根上に付くヘッドライトは窓上に移したいので屋根上の取付部分をカット。
隙間はハンダで埋めて平らに削ります。
・・・スジボリ堂の面出しヤスリが結構便利です。

後はどんな部品を付けようかナァ・・・
そのままでは車高が低いので、動力との間に1mm位のスペーサーを噛ませても良さそうです。




実車は森製作所が作ったSL改造機関車。
ナローのみならずサブロクにも仲間がいますが、その中でも加悦鉄道のDB201は奇跡的に今も動態保存されています。
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