ころころ動力で走る小型貨車をつくる
さて、今回は木曽林鉄の小型貨車 2軸で片側にしか扉の無い単純な「箱」で、ちょっとした荷物の運搬に重宝されたようです。 先日入手した津川の酒井が 「走らない!」 ということでいっそダミー化し、動力付きの貨車に押してもらおうというコンセプトです。 ・・・肝心の機関車はまだ手つかずですけどね・・・ 長さをころころ動力に合わせ、幅は機関車より広く客車より狭く。...
View Article遠山郷しらびそ高原の遠山林鉄B客 (写真帳)
標高1918mのしらびそ高原に遠山森林鉄道で使われていた車両が保存されています。 酒井製機関車No.79とB型客車4号、それに運材台車1組の編成。 79号は前面真ん中の窓がHゴム1枚のタイプ。 だいぶ窓ガラスが失われているものの、塗装がなされておりそれなりにキレイ。 内部。窓が無いのでよく見えます(汗 気が付いたのは屋根 頂上部が木製で、上から薄い金属板で覆って仕上げてあります。...
View Article明延のあかがね号(明神電車)写真帳
明延鉱山の探検坑道出口に1号2号機関車などと共に保存されています。 明神電車の解説版がありますが、個別の車両についての解説は特にありません。 運転台側の車輪がデカいのが特徴です。 駆動部分をほかの機関車から移植した模様・・・ 後姿 窓には格子が設置されています。 車内 ・・・ガラスが曇ってよく見えません...
View Article石川県森林公園の木曽林鉄(大B・カブース他)写真帳
石川県津幡町の森林公園に木曽森林鉄道の車両が保存されています。 キャブフォワード140号機+大B客車+運材2組+制動車 のなかなか長い編成です。 酒井C4型のラストナンバーの140号機 なぜかピンク色です。 車内に立ち入ることが出来る珍しいC4ですが、程度はとても悪いように思います。 次位の大B ここだけ屋根がかけられていて程度は非常に良好です。 車内も手入れが行き届いており快適...
View Articleプラ板スクラッチの窓の工作(大B型客車その1)
人を載せる鉄道車両にとってまぁ必須アイテムと言っていい窓 スクラッチする場合「窓抜き」は結構厄介です。 カッターで切る、彫刻刀で押し抜くなどなど… 直線・直角・垂直・水平というのが一目でわかってしまい、出来栄えに直結する部分と思います。 今回プラ板で作成する場合に、楽そうだなぁという方法を思いついて試してみたのでご紹介します。 ・・・もしかしたら使い古された技法かもしれませんがw...
View Article大B客車をつくる その2
色々な場所を転々としまして、製作所の作業はしばらく停止していました。 風来坊もかっこいいなと思っていたのですが、やはり「根拠地」は大事だなと。 さて、しばらくぶりの工作 腰部分に使うエバーグリーンの筋目板が余るので普通サイズのB客も作ることにしました。 大B同様の工作で窓を作製。 窓部分に続いて腰板 先述のとおりエバーグリーンの筋目板(0.75ミリ間隔)を下に接着...
View Article猫屋線を見る(レビュー)
ナローファンとご新規さん?が不安と期待を寄せた猫屋線 いよいよ流通となりました。 当製作所も予約分を入手。 とりあえず見たことを書いてみます。 鉄コレ定番?のダミー線路 不規則な枕木など軽便らしく作られておりなかなか楽しいです。 車体の仕上がりはこんな具合 ・・・例によって個体差があると思いますが(汗...
View Article木曽のカブースをつくる
いよいよ12月。冬目前。 先日石川で採寸した木曽林鉄の制動車をつくってみました。 ・・・B客のついで、余る端材での作成です。 いつも通り0.3ミリのプラシート、エバーグリーンの角材、0.75ミリピッチの筋入り板を利用しています。 端部の蒲鉾型の幕板ですが、今回はCADで作成した図面を使い、イサミヤの0.5厚の工作用紙をカッティングマシンでカットしたものを利用しました。...
View Articleアルモデル 協三10tDLをつくる
お手軽に作れる機関車がほしいなと、木曽139号タイプを購入 ストレートにL型機として組み立てました。 まずは部品の切り出し。 私なんかは真鍮キットの部品を切り出しつつハンダ付け・・・というのが途中で嫌になっちゃうタチなのでw 最初に切り出しておくと捗ります。 ・・・でも、パーツ数が多い場合はこの手法はやめた方がいいですね・・・ そして各部品を接合...
View Article初めて地面した
2017年が始まりました。 本年も当ブログをよろしくお願いいたします。 ・・・たまに来たら新しい記事が色々・・・と言う具合に投稿していきたいと思います。 さて、今回は当工場初の地面ネタです。 とはいえこんな小規模!ナロー1両の「お立ち台」です。 とある企画のために100円ショップで購入した10センチ四方のショーケースにまとめました。...
View Article浦森林鉄道の面影
工場長は遠山林鉄ばっかり行っている訳ですが、伊那谷には他にも森林鉄道が存在しました。 その一つが伊那市長谷にあった浦森林鉄道 昭和14年に浦国有林に敷かれた森林鉄道です。 昭和36年の三六災害で致命的な被害を受け、昭和39年には廃止となったようです。 使用された機関車は廃止後に遠山森林鉄道に移動し、現在梨元に保存されているものも浦森林鉄道を走った機関車だそう。...
View Article浦森林鉄道の面影(完)
さて、旅日記の続編 前回の切通しを抜けると・・・ 「スパッ」 路盤完全流出・・・ ここは獣道を頼りに頑張って進みます。 進みますと・・・ この路線唯一のトンネルが姿を現しました。 「瀬戸峡」と名の付いた極めて切り立った峡谷の岩山を貫いていました。 ・・・反対側でも土砂崩れが起きており、残念ながら閉塞&湛水しています。...
View Article木曽C型客車の車内
年末に発売されたトーマさんのC客 先回の木製運材同様の雰囲気の良いキットです。 お手軽にこの手の車両を入手したい方にはうってつけ、素組でも塗ってしまえばレイアウト栄えすることでしょう。 ・・・しかし、床板が無い!笑 仕上げてしまえばあまり目立たないのかもしれませんが、窓から車内を覗けば地面が見えてしまいます。 ※プラ板で塞ぐように説明書に指示あり。...
View Articleとある山の事務所
下伊那の古い峠道の途中から分岐する林道を車で数分進んだ山の中 ・・・堂々の2階建ての建物がありました。 いわゆる「造林小屋」はたまに見かけるのですが、2階建てとなると「小屋」というよりは事業所であり、ちょっと珍しいので記録。 この場所は民有林ですが直轄治山事業が長く行われている地域なので、営林署関係の建物かなと思ったのですが、少なくとも今現在は市または財産区が管理しているようです。...
View Article木曽C・B型客車をつくる(トーマモデルワークス)
以前からチラチラ出していた岩崎レール製B客と、トーマさんのC客が完成しました。 車内は何とか椅子を作ろうと画策 0.5ミリ0.3ミリのプラ板を切り出してそれらしく作りました。 背もたれ部は真鍮線+プラ板の背もたれが一番それらしいとも思いますが、一部金属だと接着や塗装が面倒なので写真のようにオールプラ製としています。 脚は彫刻刀でカーブを付けています。 みな同じ角度になるように注意して接着。...
View Article乗工社 酒井型DLの加工
いくらか日が長くなってきました。(泰阜村) さて、オールドファンならご存知?の乗工社の酒井を入手しました 組立済の写真の状態。動力はPU101、キャラメル動力時代のものです。 ・・・ビクともしませんw おまけにモーターを固定するツメが折れてます 折れているのでどうしょうもないしと モーター換装作戦です! 古い動力ですが未だに部品単位で出てくるのは非常に助かります。...
View Article乗工社の客車
今しばし寒い日が続きそうです・・・ さて、念願の乗工社の客車が手に入りました。 頸城のハと、木曽のB型客車です。 ・・・未組立のキット状態やメーカー完成品はプレ値になっていますが、キット組立とか組み掛けはまぁてを出しやすい値段ですかねぇ。 早速分解 頸城の客車はこんな感じ。 台車はPECOのモノを利用しています。 ・・・自社のもあった気がしますが・・・?詳細不明です。...
View Article木曽林鉄 開田の保存車
以前も紹介した(ような覚えがある)木曽町開田資料館の保存車に動きがありました。 機関車+C客+運材台車という編成だったのですが、建築工事に伴い客車と台車が動かされています。 客車と台車は道路脇の空間に置かれています。 ・・・機関車は重いから移動させなかったのか? 写真のように仮置き?のような状態なので、工事後はまた元に戻されるかもしれません。 ・・・撤去ではないと思いますが果たして・・・?...
View Article四日市へ電車を見に行く
お休みを利用して、四日市あすなろう鉄道を再訪しました。 お目当てはもうすぐ引退?のサ122。モニ220の最後の生き残りです。 四日市駅の高架下で電車を待っていると、運よく西日野行きの電車がサ122を含んだ編成でした。 真ん中の角ばった車両がサ122 製造から70年近く、他に2両いた仲間も新車に交代して姿を消しています。 ・・・最後の1両も間もなく廃車される事でしょう。...
View Article井笠タイプのナロー客車3(完成)
(大鹿村) 夏の初めに作っていたものをやっと再開。完成へ漕ぎ着けました。 http://blog.goo.ne.jp/matsumoto-works/e/223cd0761a26a445c8940bdd0b2a2185 http://blog.goo.ne.jp/matsumoto-works/e/675fc8490cf087d72d73b4a426360d5d これの続きです。...
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